国宝・石清水八幡宮と男山周辺めぐり
石清水八幡宮参道ケーブル
いわしみずはちまんぐうさんどうけーぶる

ケーブル八幡宮口駅とケーブル八幡宮山上駅を結ぶ高低差約82mのケーブルカー。約3分の乗車時間の車窓からは背割堤などの八幡の風景が望めます。片方が昇ると片方が沈むという太陽と月の関係がケーブルカーに似ていることからイメージした車両も美しいと話題。
男山展望台
おとこやまてんぼうだい

ケーブル八幡宮山上駅から階段を上った先にある無料で楽しめる展望台。手前側の木津川・宇治川・桂川の3つの河川のほか、天気が良い日には西の天王山や北東の比叡山などが見渡せます。桜や紅葉シーズンは、さらに華やかな情景が楽しめます。

平安時代の初め、八幡信仰の総本宮である大分県の宇佐神宮から勧請された神社。八幡造という珍しい構造の本殿は国宝に指定されています。厄除け祈願でも知られ、年間を通して多くの参拝者が訪問。ハトをモチーフにしたおみくじやお守りも人気です。
八幡市立さくら近隣公園
やわたしりつさくらきんりんこうえん

250本以上の桜の木が池を囲むように植えられた名所として人気の公園。京都府下最長という全長88メートルのうんてい「モンキーチャレンジ」でも知られます。また園内には、ミニチュアホースやヤギなどを飼育する「こども動物園」があり、家族連れの利用者から好評。

歴史的な建造物や茶室を受け継いだ庭園。約20,000平方メートルの広さがあり、40種類以上の竹、約300本の椿のほか、梅や桜、あじさい、もみじなどが植栽されています。また、寛永年間に書画や茶の湯等で活躍した文人僧の松花堂昭乗をテーマにした美術館も併設。

石清水八幡宮検校職だった善法寺宮清が鎌倉時代に建立。本堂と表門が京都府指定文化財に指定されています。境内には宮清のひ孫で、室町幕府3代将軍・足利義満の母である良子が寄進したといわれているもみじが多数あることから「もみじ寺」とも呼ばれています。
石清水八幡宮 頓宮
いわしみずはちまんぐう とんぐう

石清水八幡宮の年に一度の「勅祭石清水祭」で神様が遷される御旅所です。現在の頓宮は、大正天皇が皇位継承儀礼である「御大典」に使用された建物を移築。西側にある高さ6メートルの五輪塔は日本最大級の石塔で、国の重要文化財に指定されています。