京阪沿線 寛永文化ゆかりの地芸術家の足跡を巡る

様々な芸術が花開いた寛永時代。
今に残るゆかりの地を訪ねてみましょう。
キーパーソンで巡る寛永の旅ガイド
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養源院
ダイナミックな宗達作品の宝庫
戦国武将・浅井長政(あざいながまさ)の供養のため、長女で豊臣秀吉の側室となった淀殿(よどどの)〈茶々(ちゃちゃ)〉が建立し、三女で徳川秀忠の正室となった崇源院(すうげんいん)〈江(ごう)〉が再興した寺院。《白象図》などの杉戸絵は、伏見城の戦いで自刃した徳川の将兵を弔う「血天井」を守る霊獣として俵屋宗達が描いたもの。宗達筆で唯一現存するとされる襖絵《松図》も、年1回程度不定期で行われる特別拝観で見学可能です。
- 10時~14時30分(受付)
※拝観休止日・特別拝観は不定期。公式Instagramで要確認
- 大人600円・中高生500円・小学生300円
- 075–561–3887
- 京都市東山区三十三間堂廻り町656 Googleマップで見る
- 七条駅下車 東へ徒歩約10分
- 公式HP

本堂(客殿)の俵屋宗達の杉戸絵《白象図》は重要文化財。大胆でデザイン性にあふれた絵柄は宗達の原点と高く評価されている

同じく本堂(客殿)の杉戸絵《唐獅子図》も重要文化財

地蔵菩薩像などを安置する「牡丹の間」の狩野山楽筆《牡丹図》襖絵

松花堂昭乗筆《柏鷹図》杉戸絵も見事
- 10時~14時30分(受付)
この美術館のコレクションにも注目!
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細見美術館
実業家・細見家3代が集めた日本美術を中心に紹介。本阿弥光悦と俵屋宗達を祖とする「琳派(りんぱ)」のコレクションが充実しており、展覧会で観覧できる機会が多い美術館です。
- 10時~17時
月曜(祝日は翌平日)、12/24~1/5休館 - 075–752–5555
- 京都市左京区岡崎最勝寺町6–3 Googleマップで見る
- 三条駅下車 北東へ徒歩約15分/地下鉄東山駅下車 北へ徒歩約10分
- 公式HP

本阿弥光悦/書 俵屋宗達/下絵
《萩薄下絵和歌書扇面》 江戸前期 細見美術館蔵
※展示時期は未定 - 10時~17時
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野村美術館
野村財閥の創始者で実業家の野村徳七(とくしち)〈得庵(とくあん)〉のコレクションを中心に、京焼を含む茶道具や貴重な書、能面や装束などを所蔵。2026年秋季展は「茶会記」を通じて寛永時代の茶の湯の様子を探る展示です。
2026秋季展「寛永時代の茶の湯」
- 9/5(土)~12/6(日) ※期間中展示替えあり
10時~16時(入館)
月曜(9/21を除く祝日は翌日)、10/19(月)~23(金)休館 - 大人1,000円・高大生300円
- 075–751–0374
- 京都市左京区南禅寺下河原町61 Googleマップで見る
- 三条駅からバス 南禅寺・永観堂道下車 南東へ徒歩約5分/地下鉄蹴上駅下車 北東へ徒歩約10分
- 公式HP

《仁清 色絵菊花文水指》
野村美術館蔵
※展示は10/24(土)から - 9/5(土)~12/6(日) ※期間中展示替えあり
「寛永」を今に感じる文化体験
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京都𠮷兆 松花堂店
松花堂弁当の発祥は寛永の文化人
「寛永の三筆」のひとりに数えられる書の名手・松花堂昭乗(しょうかどう しょじょう)のゆかりの地で、昭乗が好んだ器に着想を得たお弁当を。個々の料理の香りや味わいを大切にしながら、美しく取り合わせられた名料亭の味が楽しめます。
寛永STORY
松花堂昭乗は、十字の仕切りで区切られた「四つ切箱」を絵具箱や煙草盆に愛用したと伝わります。日本料亭・𠮷兆の創業者で数寄者としても知られる湯木貞一は、この箱を料理に応用し、寛永文化に通じる「余白と調和」が美しいお弁当を生み出しました。
- 11時~15時
※金・土・日・祝・休日は17時~19時(L.O.)も営業
※2日前までに要予約
月曜(祝日は翌平日)、年末年始休 - 075–971–3311
- 京都府八幡市八幡女郎花43–1 Googleマップで見る
- 樟葉駅・石清水八幡宮駅からバス 大芝・松花堂前下車すぐ
- 公式HP

昼食限定の松花堂弁当「雅」は9,000円

- 11時~15時
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八幡市立松花堂庭園・美術館
美術館の展示にも注目
料亭に隣接する八幡市立松花堂美術館では、松花堂昭乗を中心に京都府八幡市の歴史文化を紹介。2026年には寛永行幸四百年記念として、特別展示や関連イベントを行います。
「八幡で感じる寛永文化-松花堂昭乗の書画、茶の湯-」
- 10/17(土)~12/6(日)
- 大人600円・大学生500円
- 9時~16時30分(入園・入館)
月曜(祝日は翌平日)休館
- 075–981–0010
- 京都府八幡市八幡女郎花43–1 Googleマップで見る
- 樟葉駅・石清水八幡宮駅からバス 大芝・松花堂前下車すぐ
- 公式HP

《百人一首色紙帖》(部分) 松花堂昭乗 松花堂美術館蔵
※期間中場面替えあり




