京都のキリシタンの足跡を訪ねる
室町時代に京都に伝えられたキリスト教。明治時代にはキリスト教系の学校が設立されるなど、市内には様々な史跡が残ります。
祇園四条駅
徒歩約25分
1
南蛮寺跡地なんばんじあとち
織田信長がキリスト教を保護したため、宣教師たちにより京都市内に布教施設が建てられ、「南蛮寺」と呼ばれました。中京区の姥柳(うばやなぎ)町にはオルガンティーノが中心となって建立した3階建ての南蛮寺があり、街の名所になったと伝わります。
徒歩約10分
2
だいうす町界隈
だいうす町界隈
だいうすちょうかいわい
四条堀川に近い旧妙満寺跡(下京区)の一帯や、油小路通元誓願寺(上京区)周辺に、キリシタンの町「だいうす町」が作られました。「だいうす」はラテン語で神を表す「デウス」に由来するといわれています。
徒歩約10分
京都市営地下鉄 四条駅
京都市営地下鉄 丸太町駅
徒歩約10分
3
京都ハリストス正教会
京都ハリストス正教会
きょうとはりすとすせいきょうかい

正式名称は「生神女(しょうしんじょ)福音大聖堂」。京都府旧庁舎を手がけた建築家・松室重光が設計し、1903(明治36)年に完成。日本におけるロシア・ビサンチン様式の建物としては最古となる大型木造聖堂で、国の重要文化財に指定されています。
徒歩約10分
京都市営地下鉄 丸太町駅
京都市営地下鉄 今出川駅
徒歩すぐ
4
同志社大学どうししゃだいがく

1875(明治8)年に、アメリカでキリスト教を学んだ新島襄(じょう)が設立した同志社英学校を起源としています。校内には、レンガ造が美しい「彰栄館」や「同志社礼拝堂(チャペル)」など、宣教師D.C.グリーンが設計した建物があります。
「京都のキリシタンの足跡を訪ねる」は、京都ツウのススメ「京都とキリスト教」でもご紹介しています。