平安時代に思いをはせる宇治の歴史めぐり

平安時代に藤原氏の別荘地となり、源氏物語の「宇治十帖」の主な舞台にもなった宇治。約1000年前の華やかな文化を感じながら散策します。
宇治駅
徒歩10
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平等院びょうどういん

平等院

永承7(1052)年、藤原頼通によって開かれた寺院。世界文化遺産に登録されていて、国宝も多数所蔵されています。圧巻は10円硬貨にも描かれている仏師・定朝作の阿弥陀如来坐像が安置された鳳凰堂。阿字池に映る御堂の美しい姿は必見です。画像提供/平等院

徒歩10
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宇治公園(搭の島)
うじこうえん(とうのしま)

宇治公園(搭の島)

宇治川の中州に浮かぶ2つの島の南東側が、塔の島。鎌倉時代後期に奈良・西大寺の僧叡尊が魚の霊を供養するために造立した約15mの美しい十三重石塔が島の名前の由来です。趣のある喜撰橋や川のせせらぎなど、歴史の流れを感じつつ、穏やかな時間を過ごせます。

徒歩15
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興聖寺こうしょうじ

興聖寺

「琴坂」と呼ばれる参道は、宇治十二景のひとつ。そばを流れる川の音が琴の音色に似ていることから、その名前が付けられました。約200m続く参道は、新緑、紅葉の美しさにも定評があります。また、境内の祠堂殿には、宇治十帖の古跡にまつられていた「手習観音」が安置されています。

徒歩10
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宇治神社うじじんじゃ

宇治神社

「宇治」という地名の由来ともいわれる神社。足腰の病気などにご利益があるとも言われ、多くの人が訪れています。また、国の重要文化財にも指定されている本殿に置かれた「みかえりうさぎ」など、境内のあちこちで、かわいいうさぎの姿を見つけることができます。

徒歩5
5

宇治上神社うじがみじんじゃ

宇治上神社

本殿の建立は康平3(1060)年頃で現存する最古の神社建築。拝殿も建保2(1215)年頃と推定され拝殿として現存最古のものです。両殿ともに国宝のみならず、世界文化遺産にも登録。つつましいながらも美しい建物に、穏やかな空気を感じることができます。

徒歩5
6

宇治市源氏物語ミュージアムうじしげんじものがたりみゅーじあむ

宇治市源氏物語ミュージアム

源氏物語をテーマにしたミュージアム。館内は、平安時代の華やかな貴族の暮らしがわかる、原寸大の牛車や光源氏の邸宅・六条院の復元模型などを展示。映像を使った展示やシアタールーム、体験型展示など、さまざまな楽しみ方で源氏物語の世界観に触れることができます。

徒歩10
宇治駅
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