京都で出会う「源氏物語」の世界

紫式部が執筆した蘆山寺を出発し、光源氏のモデル・源融ゆかりの清凉寺へ。嵯峨野も散策しながら源氏物語の舞台を訪ねましょう。
出町柳駅
徒歩約15
1

廬山寺ろざんじ

廬山寺

比叡山天台18世座主元三大師良源により創建。紫式部の邸宅跡とされ、『源氏物語』の大半がここで執筆されたといわれます。また、光源氏の恋人・花散里の屋敷があった場所、空蝉を知るきっかけになった紀伊守の邸宅があった辺りでもあります。

徒歩約5
2

京都御所きょうとごしょ

京都御所

平安京の宮廷文化が色濃く残る京都御所。罹災などにより移転し、今の場所に内裏ができたのは1331年と伝わります。現在の建物は1855年に造営されたもの。作中にも登場する紫宸殿(ししんでん)や清涼殿(せいりょうでん)を見学することができます。

徒歩約30
3

千本丸太町界隈(大極殿跡)せんぼんまるたまちかいわい(だいごくでんあとち)

千本丸太町界隈(大極殿跡)

官庁が並ぶ「大内裏」があったエリア。即位など国家的な儀式や政を行う「朝堂院(ちょうどういん)」があり、大極殿はその正殿でした。10帖『賢木』では、斎宮として伊勢へ赴く六条御息所の娘への「別れの御櫛(みくし)」の儀式が大極殿で行われました。

バス約35
4

野宮神社ののみやじんじゃ

野宮神社

伊勢神宮に仕える斎王が、伊勢へ行く前に身を清めた地に建てられた神社。黒木鳥居と小柴垣に囲まれ、その様子は10帖『賢木』に描かれています。六条御息所は、年下の恋人である光源氏との仲を諦め、娘とともにここで身を清めました。

徒歩約10
5

清凉寺せいりょうじ

清凉寺

嵯峨釈迦堂の通称で知られる寺院。その前身である「棲霞寺(せいかじ)」は、嵯峨天皇より源融が山荘として賜わりました。源融は光源氏のモデルの一人とされており、18帖『松風』で光源氏が造営した「嵯峨の御堂」は清凉寺がモデルともいわれています。

「京都で出会う「源氏物語」の世界」は、京都ツウのススメ「『源氏物語』ゆかりの地」でもご紹介しています。

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