「世界最高峰のクラブ」を目指して10月から大同生命SV.LEAGUEに参戦する男子バレーボールチーム「 大阪ブルテオン(旧パナソニック パンサーズ)」のメンバーが京阪沿線の“ええとこ”をご紹介します。今回は真夏の「ひらかたパーク」を舞台に、小宮選手、中村選手、池城選手が、「ひらパー」スタッフの協力を得て編集部が仕掛けたミッションに挑戦!果たして、選手たちは無事にクリアできるのでしょうか?
真夏の「ひらパー」を巡って、ひとつずつ文字をゲット!
ジリジリと太陽が照り付ける真夏の午後、「ひらかたパーク」にやってきた小宮選手、中村選手、池城選手。「ひらパー」の愛称で知られるこの遊園地は、大阪ブルテオンのホームタウン・枚方市で110年以上となる長い歴史を刻んでいます。約40のアトラクションをはじめとする多彩な施設があり、季節や期間限定のイベントも1年を通して開催。
現在は大阪ブルテオンとそのライバルチームであるサントリーサンバーズ、日本製鉄堺ブレイザーズの大阪3チームと「ひらかたパーク」による初の合同展示イベント「大阪バレーボールエキスポ」をメインゲート横の展示スペースで開催中です(9月29日〈日〉まで)。
僕も何度かチームのイベントで来たことあるけど、日頃はインドア派だからプライベートで来たことはないな。久々の「ひらパー」だから楽しみ!
僕は去年12月に入団したばかりで、「ひらパー」でのチームイベントもまだ経験がなくて。「ひらパー」にずっと憧れてたんで、すごい嬉しいです!
こた(池城選手)は沖縄生まれやん?沖縄には遊園地はあるん?
沖縄にはないんですよ~。
大阪に来て初めての夏に「ひらパー」、思い出になるな!
でも今日はとにかく暑いですよね(笑)。枚方って沖縄よりも暑いんですよ!
枚方は大阪府内だけでなく、全国的に見てもかなり暑い場所っていうしね。冬は冬で寒いけど。
ほんと、大阪に来てからびっくりしっぱなしです。駿介さん(中村選手)は地元が枚方ですよね?やっぱり「ひらパー」には子どもの頃からよく来てたんですか?
いや、高校生の頃にプールに入りに一度来たくらいかなぁ。兄弟はよく来てたみたいやけど。
地元だからこそ、身近すぎて逆に行く機会が少ないのかもね。
まさにそう。遊園地といえばアトラクションやけど?
「ひらパー」にやっと来れたし、なんか乗りたいなぁ!でも激しいのはちょっと不安かも(笑)。
今日はアトラクションに乗るんですか?
それはまだヒミツです(笑)!今回、まずはミッションにチャレンジしていただきたいんです。
ミッション?
はい。園内マップとヒントシートをお渡しするので、ヒントを解いてそれぞれのスポットへ行っていただけますか?そうすると、一文字が書かれているパネルを1枚ずつゲットできますので。
へぇ、なるほど~、おもしろそう~!
全部で7つの文字を集めていただき、最後に文字を並べ替えて言葉を作っていただくとミッションクリアとなります!
わかりました。クリアしたら何かいいことありそうですね。
きっとあるよね~。よし、みんなでがんばろう!
メインゲートから園内へ入ると、ミッションに挑戦していただくため、選手たちに取材スタッフから園内マップと「ヒントシート」が渡されました。「ヒントシート」に載っている写真は、場所を特定するための大きなカギです。
最初のヒント、Aには「パームウォーク沿い。迷路をゴールできればカードバトルに挑戦!」ってあるけど、「パームウォーク」ってどこにあるんやろ?
あ、マップに書いてありますよ。ほらここ、「パームウォーク」って。
お、初めての「ひらパー」なのに見つけるの早い!
メインゲートからだと「マジカルラグーンステージ」の右側をまっすぐ行ったところやね。
よし、まずはそこから行ってみよう!
というわけで、さっそく「パームウォーク」へと向かったみなさん。ヤシの木が立ち並ぶ通りに着いて周囲を見回すと、ヒントカードに載っている写真と同じアトラクションを見つけました。
あっ、ここじゃない?アトラクションの入口がヒントの写真と同じ!
「迷路をゴールできれば」と書いてあったから、僕らが迷路に行くのかと思った(笑)。アトラクションの中に迷路があるんですね。
ここで証拠写真を撮影したらいいんですか?
はい。では撮影しましょう。
撮影を終えると、アトラクションのスタッフが3人に近づき、「カード迷路 ぐるり森大冒険」の名前に入っている「大」の文字パネルを手渡しました。
あ、ありがとうございます!
お~、記念すべき一文字目!
なるほど、アトラクションにちなんだ一文字をもらえるってことか。
おもしろいですね、やる気が出てきた!
「ひらパー」にどんなアトラクションがあるのか、このミッションで紹介できるしね。
「ひらパー」初心者の僕には、「ひらパー」のことがいろいろわかる楽しいミッションですね!
さて、次はどこに行く?
Aから順番に行くとすれば次はB?
いや、Bの大観覧車は高台だし、ここから距離もあるからもっと近くのアトラクションを探すのがいいよ。Cの夏季限定プールはこの奥にあったはず!
うん、マップにもプールが書いてある。よし、プールまで行こう。
「ひらパー」ってプールも有名なんですよね?これだけ暑いとプールに入りたいなぁ!
夏はビーチバレーに参加してるから、海は身近だけどね。大人になるとプールに行く機会って減るもんなぁ。
しゅんすけ(中村選手)、もう肌が真っ黒に焼けてるもんな。
小宮さんはインドア派なだけあって、真っ白(笑)。
普段の試合や練習も屋内やからな(笑)。
「ザ・ブーン」は「ひらパー」でおなじみの夏季限定プール。キッズ向けの「わんぱくプール」に全長約210mの巨大流水プール「ドンブラー」、奥に行くほど水深が深くなる「なぎさプール」、リゾート感あふれる展望プール「シエスタ」がそろっています。また、関西最大級の長さを誇る2つのスライダー、「クライングチューブ」と「キャニオンライド」はスリル満点!マップで位置を確認した選手たちは迷うことなく、「ザ・ブーン」の入場口に到着しました。
あ~…、暑いから中に入って泳ぎたい~!
中は見えないけど、泳いでるお客さんがうらやましい!ここではどんな文字がもらえるんですか?
はい。たった今、「ザ・ブーン」の「ブ」の文字をいただきました~!
「大」と「ブ」……。どんな言葉になるかな?
次はどのヒントの場所に行く?
Fにある「巨大タコが目印のパニックライド」。これ、すぐそこにあるアトラクションじゃない?
あ、ほんとだ!タコが見えるから間違いないです。行きましょう。
ミッションの流れをつかんだ3人は「ザ・ブーン」からほど近いアトラクション「オクトパスパニック」に向かい、“巨大タコ”をバックに撮影。選手たちを待っていたスタッフから渡された文字は「オ」です。
3つめの文字を難なく入手した後、「オクトパスパニック」のすぐ近くにあるアトラクションに小宮選手が目を止めました。
ヒントのEに「イルカとミツバチの間」ってあるけど、あれってミツバチ?
あっ、ほんとだ。ミツバチの形の乗り物がある!
じゃあ、あとはイルカを探せばいいんや。
「ひらパー」にはイルカがいるんですか!?
いや、イルカはいないよ(笑)。イルカのアトラクションでしょ?
3人がやってきたのは、ミツバチに乗って飛び回るアトラクション「ハニーハッチ」。その隣のアトラクションを見て、池城選手が叫びます。
リンゴの木のアトラクション、ありますよ!Eのヒントに「弓矢でリンゴを狙い撃ち」ってあるし、写真も同じ!
お!その隣はイルカのアトラクション「ドルフィンパラダイス」やん!じゃあ、ここで間違いないな。
よし、写真、撮ってもらおう。
3選手がヒントを元に発見したアトラクションは「アタランテ!」。撮影を終えると、スタッフから「テ」の文字が進呈されました。
残りのミッションをクリアして、出来上がった言葉とは?
順調にミッションを半分以上こなした選手たちは、続くスポットをどう巡るかについて話し合います。
ヒントシートにあるBの「大観覧車」は…(見えている方向を指さして)あれでしょ?
Gの「火山」はメインゲートを入ったときにもう見えてたよね。これは最後にとっておこうよ。
じゃあ先にDの「木製コースター」に行っときます?
うん。観覧車に行く途中にあるし、まずは「木製コースター」に行こう。
この「木製コースター」って名物のアトラクションなんですよね?おふたりは乗られましたか?
チームのイベントで乗ったことあるよ。木製って聞いて、最初は本当に大丈夫かなって不安になったけど、スリルがあって楽しかった!
子どもでも楽しめるし、スピードは出るけどめちゃくちゃ怖いっていう感じはなかったかな。
今のところ、アトラクションを巡るだけで、ひとつも乗ってないじゃないですか?今日まさか木製コースターに乗る…ってこともあるんですかね?
ビビってるやん(笑)。あれはこた(池城選手)でも乗れるって!
木製コースター「エルフ」は、スピードと木製ならではの激しい横揺れがスリリングな大人気アトラクションです。選手たちには木製レールの前でスタンバイしていただき、絶叫とともに走り抜ける赤いコースターを背景にパシャリ! その後、「ル」の文字が手渡されました。
よ~し、残りはあとふたつ。「エルフ」から高台のほうに行ったら、観覧車にたどり着くはず!
観覧車も「ひらパー」のシンボルでしょ?京阪電車からもよく見えるよね。
そうなんですね。結構高い場所にありますもんね。
最頂部は地上約80mあって、頂上からは園内を丸ごと見渡せるんですよ。夕方頃の景色は特にキレイだと人気があります。ただ、アトラクションに向かうまでの坂道も密かな名物で(笑)。
そうそう。あの坂、結構キツかったのを思い出した(笑)!
大観覧車「スカイウォーカー」(1回500円)は、ひらかたパークで最も高い場所に。頂上のゴンドラは園内や枚方の街並みを楽しめる“絶景ポイント”ですが、行くには急勾配の坂道を上る必要があります。
焼け付くような暑さと闘いながら一歩ずつ坂を上がり、ついに観覧車にたどり着いた選手たち。そこでゲットしたのは「坂」!……ではなく、よく見たら「阪」の文字でした!
さて、残すはいよいよラスト一文字! ここまで来たら、答えもほぼわかっているはずの選手たちは、足取り軽く坂を下っていきます。3人が最後に残したスポットは、「ひらパー」のシンボル火山「マジカルラグーン」です。
はい、来ました!観覧車と並んで「ひらパー」のシンボルの「火山」!
やった!7つめのスポット!
これもアトラクションなんですか?
今やっていただいているミッションのように、火山の中を探検して、謎解きやミニゲームに挑戦していくアトラクションです。
それはおもしろそう!
最後に「マジカルラグーン」前でもらったのは「ン」の文字です。これで見事、すべての文字をゲットしました!
園内を巡って7つの文字を集め終わったみなさんに、バラバラの文字を並べ替えていただいて、ミッションは完全クリア!そして出来上がったのは、やっぱりこの言葉でした!
実は2文字目ぐらいからうっすら気付いていたけどね(笑)。やっぱり新チーム名の「大阪ブルテオン」!
うん。今、僕らも大同生命SV.LEAGUEに向けて、新しいチーム名を浸透させようとがんばっているところなので、今回のミッションは本当にありがたいね。ファンのみなさんにはもちろん、全国にこの名前を知っていただけるようにもっとがんばりたい。
ホームタウンの枚方の方たちにも早くこの名前で呼んでもらいたいですね。
新チーム名に変わったとき、「パナソニック パンサーズ」がものすごくたくさんの人に愛されてきたことをあらためて知って。「大阪ブルテオン」もそれに負けないくらい、みんなに愛されるように広めていかないと!
ミッションを通して「ひらパー」の魅力もしっかりと伝えてくれた小宮選手、中村選手、池城選手には、この後ご褒美として、大人にも子どもにも人気のアトラクションとひんやりスイーツを楽しんでいただくことに。そんなご褒美タイムで仲良くはしゃぐ3人の様子は……後編でレポートします!
★後編では3選手の直筆サイン入りの読者プレゼントもあります。お楽しみに!