Vリーグ所属で枚方市を拠点とする男子バレーボールチーム「パナソニック パンサーズ」の選手たちが京阪沿線のおすすめスポットをご紹介。前編では「ひらかたパーク」(通称「ひらパー」)にやってきた西川選手、中村選手、新選手が「屋内型動物園 わくわく動物村」でお手伝いをしながら動物たちとふれあいました。今回の舞台はもうひとつの“アニマル”エリアです。前編同様、かわいい動物たちに癒やされる選手たちの姿をお届けします!
とにかくかわいいレッサーパンダ、愛らしくて撮影せずにはいられない!
「パナソニック パンサーズ」のホームタウン・枚方市にある遊園地「ひらかたパーク」。ファン感謝デーの会場として、選手をはじめパンサーズファンには親しみのある「ひらパー」ですが、パーク内でいろんな動物たちに会えるエリアがあることを知らない人も意外と多いのではないでしょうか。
前編でご紹介した「屋内型動物園 わくわく動物村」に続いて、3人の選手たちが向かったのは屋外にある「ワンダーガーデン」です。
「わくわく動物村」では動物がすぐ近くまで寄ってきてくれて、かわいかったなぁ。
カンガルーやマーラの体温まで感じましたよね。体、あったかかった。
近すぎて、気をつけないと動物の手足を踏んでしまいそうになりましたよ。
カンガルーのバジルくんが真後ろにぴょんとやってきたときや、僕の足に前足を乗せてきたときはさすがにびっくりした。人懐っこかったね。
次はどんな動物がいるのかな。楽しみですね。
期待に胸をふくらませる選手たちの前に現れたのは「ワンダーガーデン」と書かれた木の形の看板。「ワンダーガーデン」では、レッサーパンダ、リスザル、プレーリードッグ、コツメカワウソ、アカハナグマが来園者を待っています。入場は無料なので、「ひらパー」に遊びに来た誰もが自由に動物の観察を楽しめます。
あっ、これ……木だと思ったら看板みたいですよ。「ワンダーガーデン」の文字の横が動物の形になってる!
ほんまや!この中に隠れてる動物が「ワンダーガーデン」に暮らしてるってこと?
はい、そうなんです!
へぇ~、よくできてるなぁ。
騙し絵みたいで面白いですね。
さて、ここ「ワンダーガーデン」での最初のお手伝いは、レッサーパンダにエサをあげること。選手たちの前に登場したのは、レッサーパンダの双子の男の子、栄作くんと与作くんです。飼育スタッフが用意してくれた長い棒の先に大好物のリンゴをつけて、一匹ずつ柵の外からあげます。
レッサーパンダは暑さに弱く、エサやり体験は暑い時期はお休みしていますが、通常は先着順に無料で体験できます(人数制限あり)。最新情報は ひらパー公式X(旧Twitter)[@hirapar_pr]、または 「わくわく動物村」の公式X(旧Twitter)[@hughugtown]、 インスタグラム[@hughugtown]をチェックしてください。
近くで見ると、思ったより大きいですね。しっぽがふわふわでかわいい。(栄作くんがリンゴにぱくっと食いつくのを見て)あ、食べた!
日本では動物園でよく見かけるレッサーパンダですが、実は絶滅危惧種に指定されていて、大切に飼育されています。栄作と与作は栃木県の「那須どうぶつ王国」からお引っ越ししてきたんです。たくさんのファンがいて、遠方から飛行機に乗って会いに来てくださる方もいるんですよ。
人気者なんですね。
「双子で仲がいいレッサーパンダ」として愛されています。
双子だけあってそっくり!栄作くんと与作くんの見分け方はあるんですか?
鼻の上の、白い毛が茶色に変わる部分がM字になっているほうが栄作で、平坦なほうが与作です。今、エサを食べに来ているのは栄作で、与作はよく木登りをしています。
栄作くん、リンゴを手に持って食べてる。かわいー!
器用に食べますね。もぐもぐしてるとこがめっちゃかわいい!
あ…もう全部食べちゃった。
「リンゴはやくちょうだい」(栄作)、「待て待て」(新選手)、「まだ!?はやくぅー」(栄作)、「よーし、どうぞ」(新選手)とコミュニケーションを楽しんだ新選手。
落ち着いてエサをあげているように見える西川選手を「こう見えて、彼はめちゃくちゃテンション上がってますね」と断言するのはパンサーズのスタッフ。
何もついていない棒を見て、「なんでリンゴないの~!?」って顔してるな。自分が食べたのに(笑)。かわいっ。
棒にリンゴが残っていないか、何回もチェックしてる。かわいい~。
こんなにも喜んでくれると、もっとあげたくなりますね。かわいい…。
ふたりともかわいいしか言ってへんで。「リンゴもっとちょうだい」ってそわそわしてる表情もいいなー。ほんとかわいい。
新さんもさっきからずっとかわいいって言うてますよ。ああやって後ろ足で立ち上がるのもかわいいですよね。
何しててもかわいい…。
記念にお写真撮られますか?
いいんですか?撮りたいです!
エサやりをして栄作くん、与作くんが愛しくてたまらなくなったみなさんは、それぞれ自分のスマホで彼らを撮影することに。飼育スタッフがエサで2頭の気をひき、じっとしているように協力してくれたお陰で、栄作くん、与作くんはかわいいポーズをキープ。これはベストショットを狙えそうです。
ちゃんと目線をこっちにくれてますよ。
ほんまや、めっちゃ仕事のできるモデルさんやな。
あれ?なんかうまくいかないです。
おっ♪今、かわいいの撮れました!壁紙にしたいくらい。
僕も最高の一枚が撮れた!
うーん、難しいな…。
リスザルのエサはレーズンと…?プレーリードッグやカワウソともご対面。
レッサーパンダの隣、大きなガラス窓の部屋で元気に走り回っているのは、好奇心旺盛なリスザルたち。オマキザル科の中で一番小さく、体の色がリスに似ていることが名前の由来です。すばしっこく遊び好きなリスザルたちにもエサをあげてほしいと飼育スタッフに頼まれ、まずは新選手が挑戦することに。
一般の方もリスザルにエサをあげられるんですか?
土・日・祝日の14時頃に行っています(先着順、人数制限あり)。レッサーパンダのエサやり体験をお休みしている間だけの期間限定です。今日は一般のお客さまがあげるレーズンに加えて、スタッフしか与えない特別なエサをご用意しました!
え?特別なエサって!?
リスザルが大喜びで食べてくれるんですよ。ミールワームです!
えっ!?
ミールワームってなんですか?
飼育動物用の生餌でゴミムシダマシ科の幼虫です。動物性たんぱく質が豊富で、リスザルもパクパク食べてくれます。
ちょっと、それは…。
イヤですか?むりやりではないですけど、どうします?
……じゃあ、一度見せてもらえますか?
よし。レーズンでいきましょうかね(笑)。
では、お願いします(笑)。こちらの柵のついた窓にスプーンを近づけると、リスザルが取りに来ます。結構勢い良く来るので気を付けてください。
わっ、はやいな!
レーズン、しっかりと手で握りましたね。
仲間に取られないように、場所を移動してから食べてる。賢いなー。
まだまだ欲しそうやけど、レーズンもうないわ。ごめんな。
こんなに欲しがってもらえたら嬉しいですね。
めっちゃ喜んでるな。(覚悟を決めて)…やっぱりそっちもあげてみたいです。
え?
さっきの…。
あぁ、ミールワームですね。ぜひお願いします。
直接は触らないですよ!スプーンで。スプーンでお願いします!
エサは直接、手からあげてもいいんですか?
私たちはしますが、リスザルは体が小さいわりに手足の握力は強いんですよ。怪我をしてはいけないので、スプーンを使ってください。
(ミールワームの乗ったスプーンを柵に近づけて)はい、おかわりどうぞ…はやっ!
さっきのレーズンより勢いよく取っていきましたね、ミールワーム。
うん、食いつき方が完全に試合モードやな。でもかわいい。
ミールワームも無事にあげることができた新選手は、満足して中村選手にバトンタッチしました。
あ、この大きい子にレーズン全部取られちゃった。僕もミールワームあげてもいいですか?
はい、お願いします!
中村選手がエサやりを終え、西川選手もリスザルの前へ。実はテンションが高めという西川選手が静かにリスザルにエサをあげている様子を、新選手と中村選手は微笑ましく見守っていました。
レッサーパンダ、リスザルへのエサやりを完璧にやり遂げ、「ワンダーガーデン」でのお手伝いは無事に終了です。達成感に包まれつつ、ほかの動物たちも見て回ることにした選手たち。リスザルの向かい側では、プレーリードッグがお待ちかね。選手たちが近づくと、ちょこんと立ち上がります。
うわ、かわいい!立ってこっち見てる。
どういうときに立つんですか?
実は警戒しているときなんですよ。プレーリードッグは穴を掘ってその中で生活するんですが、天敵が多くて弱い動物なんです。敵がいないか見張るとき、立ち上がると視野が広がって、遠くまで見渡すことができます。
手(前足)をそろえて立つポーズがかわいいな。けどもしかして、プレーリードッグってネズミ系…?
いえいえ、リスの仲間ですよ。しっぽは短いけど。
よかった~(笑)。
プレーリードッグは食べるとき、前足でエサをつかんで口元に持っていくんですよ。
それめっちゃかわいいなー。
向こうにも何かいますよ。何だろう?
動物用のプールに、コツメカワウソの兄弟が住んでいるんです。
へえー。カワウソの兄弟、見てみたいな♪
涼しそうでいいなぁ~。
泳ぐのすごく上手ですね。
足に水かきがあるんです。
なるほど。水の中は気持ち良さそう。
泳いでいるのは一匹だけですね。
兄弟二匹で暮らしているんですが、今泳いでいるのは水泳が大好きなササノスケくん。もう一匹のタスケくんは泳ぐのがあまり好きじゃないので、奥で寝ていると思います。
兄弟でもキャラは違いますね。
下の飼育エリアにアカハナグマもいるので、行ってみませんか?坂を下るとすぐですよ。
選手たちはさっそく、アカハナグマの飼育エリア前に移動しました。柵の外でしばらく待っていると……。
お、ここは結構広いな。アカハナグマはどこにいる?
あ、あそこ。穴から出てきましたよ。
男の子でだいちくんです。
赤い鼻のクマかと思ったけど、鼻は黒なんやな。わ、鼻が動いてる~。
長い鼻がかわいいでしょ。アカハナグマは赤い毛色のハナグマ、なんです。赤といっても、体の色は灰褐色、褐色、茶色、茶褐色など様々なんですよ。
「ワンダーガーデン」にいる5種類の動物との対面をコンプリートした選手たち。「わくわく動物村」だけでなく、こちらでもかわいい動物たちを間近にして、みなさん、すっかりリラックスした表情です。
「ひらパー」にこんなにたくさんの種類の動物がいるとは思わなかったなぁ。
動物、むちゃくちゃ好きになりました。僕、今日は楽しかったです。
ケイタロウ(西川選手)、今日は最高の笑顔やったな。
そうですか?次はアトラクションにも乗りたいです。
うんうん、乗りたいな~。ふたりは乗るならどれがいい?
うーん、悩むな。新さんはどのアトラクションが好きですか。
上にスーッと上がって、一気に落ちるやつ。名前忘れたけど。
あぁ…「メテオ」(現在、休止中)ですね!
そうそう、それ!去年の10月に「ひらパー」で開催したイベント(「おもてなしパンサーズ」→ パナソニック パンサーズ 公式チャンネル[@panthersofficial8783]で当日の様子を公開中)で乗ったら、めっちゃハマった。あのとき、1日で10回くらい乗ったかな。
えっ。10回もですか!?
僕は絶叫系のアトラクションが大好きなんやけど、うちの奥さんは苦手で一緒に乗ってくれなくて。メテオはほんまに楽しかったな。中村と西川はどういうのが好きなん?
イベントのとき、清水さん(清水邦広選手)に「おい、行くぞ!」って誘われて、清水さん、ヤスさん(兒玉康成選手)と一緒に乗ったんですよ、メテオ。
楽しそうやな(笑)。
…いや、あれはやられました。僕はあんまり得意じゃないです。ヤスさんはガチで怖がってましたよ。清水さんはそれを見て喜んでましたけど(笑)。
あ~、確かに兒玉はめっちゃ顔ひきつらせてたな。覚えてるわ、僕も。
そうなんですか?
イベントで誘導係をしてたとき、「一緒に乗っていいよ」って言われて、お客さんや兒玉と一緒にメテオに乗ってん。乗り終わったあと、兒玉はフラフラしてた(笑)。
みんなで乗るなら、絶叫マシン以外が良さそうですね。
そうかぁ。絶叫マシンで盛り上がりたかったけどな。こうなったら10月から始まるVリーグ(2023-24シーズンのV.LEAGUE DIVISION1)で勝って、盛り上がるしかないな!
僕らも頑張りますよ!みんな頑張ってるんで、読者のみなさん、応援お願いします!
ということで、今日はありがとうございました。パンサーズも「ひらパー」も最高!
【PRESENT】
中村選手、西川選手、新選手の直筆サイン入り「I LOVE ひらパー クリアファイル」を3名様にプレゼント!
ご希望の方は下の応募ボタンをクリックし、「K PRESSプレゼント応募フォーム」から必要事項を入力の上、ご応募ください。
「Q7.そのほか K PRESSに関するご意見ご要望などをご記入ください」の入力欄に、今回の記事( 前編・後編)を読んだ感想を記載してください。
応募締め切り:10月20日(金)
※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます
応募する