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レトロ建築の中でも邸宅建築が特に好きな編集担当Sです。
今回訪問させていただいたのは、京都府乙訓郡にあるアサヒグループ大山崎山荘美術館。
大正から昭和初期にかけて建てられた実業家・加賀正太郎氏の別荘が基本となった異空間ミュージアムです。
この日は『受贈記念:没後10年 舩木倭帆(しずほ)展』自由取材日という事で、展覧会場も含め、通常撮影がNGの館内まで特別に撮影させていただき、ホントに感動の連続でした♡
最寄りのJR山崎駅から美術館までは、徒歩または無料シャトルバスで。
このトンネルを抜けると、約5,500坪の庭園が広がり、さらにその先に進むと美術館の三角屋根が見えてきます。
まずは、舩木倭帆の素晴らしいコレクションを鑑賞。
重厚な家具と窓から差し込む光の調和が美しい受付を抜け、安藤忠雄設計の新棟「夢の箱(山手館)」に向かいます。
この通路は、加賀氏が趣味としていたランの栽培用の温室へと続く回廊だったそうです。
舩木倭帆の作品展示のために設置されたライティングが特徴的な山手館「夢の箱」室内では、ガラスの透明感と力強いフォルムが堪能出来ます。
この影の部分も含めて素敵・・・。
個性的なワイングラスやミニ花瓶も豊富なラインアップで、デザインなど、一つひとつが本当にかわいかったです♪
そして本館の1階展示室や館内のいたるところに大きな窓があり、作品を自然光で楽しめます。「夢の箱(山手館)」とは違ったガラスの表情が印象的でした。
作品もさることながら、館内には、レトロ建築好きのツボを刺激する、照明・梁(はり)・天井・窓枠が次々と登場☆
細部まで手の込んだ意匠にため息モノです。
特におもしろい場所がココ
当時としては最新の設備だったという2階のバスルーム。
2面に窓が設置されていて、森を眺めながら湯船につかることが出来たそうです。
とってもぜいたく。。。
続いて向かったのが、安藤忠雄設計の地中館「地中の宝石箱」。
クラシカルな本館とのコントラストも興味深いです☆
地下へと続くコンクリート張りの階段を下りるともうそこは別世界。
クロード・モネの『睡蓮』『エトルタの朝』などの名画が出迎えてくれます。
そして最後のお楽しみは・・・こちら↓
絶景テラスのある2階の喫茶室です♪
喫茶室入り口には、1日6回素敵な音色を奏でる重厚なオルゴール時計があり、堂々としたたたずまい。
メニューをのぞいてみると、コーヒー、紅茶、ワインなどに加えて今回の展覧会に合わせて考案された、「リーガロイヤルホテル京都」のオリジナルスイーツがいただけるんです!
数量限定なのでお早めに。※12/3(日)まで
グリーンの層が美しいホワイトチョコレートベースのケーキは、その名も『彩りの緑』。
1階に展示されている<リーフ文鉢>をイメージして作られた限定スイーツで、京都・和束町の宇治抹茶を使用した上品な甘さがゆっくりと口の中に広がる、幸せな逸品でした♡
この喫茶室のメインとなるのが、テラスからの眺め♪
こんな感じで、はるか遠くに京阪電車が走る姿も見えるんです~
京阪沿線の石清水八幡宮を有する八幡市・男山は川の向こう。
桂川、宇治川、木津川、三つの川の合流地点を見下ろすテラスからの眺めはまさに絶景。
最高でした☆
最後に、ミュージアムショップのラインアップが新しくなったと聞き、立ち寄ってみることに。
舩木倭帆のガラス作品をあしらったマスキングテープや、所蔵品である陶器のポストカード、キーリングやTシャツなど、センスの良いグッズが並びます。
展覧もカフェもミュージアムショップも充実したアサヒグループ大山崎山荘美術館。
意外と京阪沿線から身近な場所にありますので、ぜひ足を運んでくださいね。
※アサヒグループ大山崎山荘美術館の詳細はこちらまで
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