1000年以上前に創建され、現在の地に鎮座したのが元禄2（1689）年という歴史ある古社。御祭神は素戔嗚命（すさのおのみこと）です。境内に祀られている「八重垣の石」に触れると、夫婦和合、良縁などのご利益があるとされ、一年を通じて多くの人が訪れています。

元々は江戸時代の文人、石川丈山が建立した「凹凸窠（おうとつか）＝でこぼこの土地に建てられた住居」で、現在は曹洞宗の寺院です。四季それぞれに美しい回遊式の庭園は散策も可能。緑に囲まれた空間に、ししおどしの音が心地よく響きます。

京都の表鬼門に位置し、縁結びや学業の神様として親しまれています。慶長9（1604）年、宮本武蔵が吉岡一門と決闘したと伝えられる一乗寺下り松は、神社から約200m離れた場所にあり境内地です。現在も境内では「下り松古木」を見ることができます。

貞観6（864）年、慈覚大師が国家安泰、衆生救済を念じて創建。松尾芭蕉や与謝蕪村にゆかりが深く、俳諧の聖地とされています。境内には与謝蕪村が再興した芭蕉庵があり、美しい紅葉が見られるほか、丘の上にある蕪村の墓からは、京都市中を一望できます。

東大路通の高野交差点から修学院駅あたりまでのエリアにはラーメン店が多く、通称「ラーメン街道」として知られています。行列のできる人気店も多数あり、それぞれに個性的なラーメンが食べられるとあって、地元はもちろん遠方からもたくさんの人が訪れます。