伏見・中書島で歴史の舞台と酒蔵をめぐる
伏見港公園ふしみこうこうえん

各種スポーツ施設と芝生広場を備えた都市公園。体育館、屋内プール、屋外プール、テニスコート、相撲場などを備えます。また、春の桜や秋のもみじなど、公園の景色を眺めながら散歩ができる1周約550mのウォーキングコースや、ランチが楽しめる芝生広場も。
長建寺ちょうけんじ

「島の弁天さん」として親しまれる、京都で唯一の弁財天を本尊とするお寺。中国風の独特な形をした竜宮門が印象的です。本堂前に湧く「閼伽水(あかすい)」は伏見の名水の1つとして知られています。また、京都で最も開花が早いといわれる枝垂れ桜の「糸桜」も有名です。
月桂冠大倉記念館
げっけいかんおおくらきねんかん
              
380年以上続く酒造会社・月桂冠と京都・伏見の酒造りの歴史に関する史料などが展示されている史料館。貴重な酒造りの用具が展示されているほか、売店ではお土産にぴったりの日本酒や酒器などがそろいます。見学の後には様々なタイプのお酒を試飲することも可能(20歳以上)。
伏見夢百衆ふしみゆめひゃくしゅう

月桂冠株式会社の本店として、使用されていた大正8(1919)年建造の建物をリノベーション。店内で、酒まんじゅうや酒粕フィナンシェなどの酒処らしいお土産を販売しています。また、きき酒セットや仕込み水を使用した水出しコーヒーが楽しめる喫茶も好評。
寺田屋てらだや

幕末史を語る上で欠かせない2つの大きな事件の舞台となった船宿。現在は歴史的な史跡として公開され、庭の坂本龍馬像や薩摩九烈士の碑などのほか、建物内には坂本龍馬関連の資料なども展示されています。
竜馬通り商店街
りょうまどおりしょうてんがい
              
町家風建物やガス灯風街路灯などが整備された、レトロな雰囲気の商店街。歴史ある青果店や漬物店などのほか、カフェや居酒屋などのバラエティーに富んだ飲食店もそろいます。石畳の京都らしい風情を感じることができることもあり、観光客を楽しませてくれます。
大手筋商店街
おおてすじしょうてんがい
              
大正12(1923)年に、すずらん灯を設置したおしゃれな商店街としてスタートした、伏見桃山駅から西に延びる商店街。一から四番街まであり、130あまりの店が軒を連ねます。“大手筋”という名称は享保13(1728)年作成の紀伊郡伏見御城図に、すでに登場しています。

