腕時計の汚れがかなり気になる…
愛用している腕時計のバンドが汚れてきた。猛暑で汗をたくさんかいたから、皮脂汚れなどが付着しているのだろう。綿棒とアルコールを使って自己流で掃除してみたものの、細かな部分まで綿棒が入らずにどうにもキレイにならない。
同僚にそんな話をしていたら、京阪モールの「きょうばし時計宝石修理研究所」でバンド洗浄をしてもらえるよと教えてくれた。洗浄する前とした後では美しさが段違いなのだとか。時間は数十分、1,080円からやってもらえるとのことなので、仕事帰りに寄ってみることにした。
洗浄の様子を見学してみた
”研究所”というだけあって店員さんは白衣を着て作業しており、とても頼もしい。受付にてバンド洗浄をお願いすると、45分後に出来上がるとのこと。早い！ 京阪モールをぶらっと散歩しようかと思ったが、せっかくなので作業の様子をガラス越しに見せていただくことに。
まず文字盤のケースからバンドを取り外す作業となる。小さなピンセットで一つひとつの部品を丁寧に取って分解するのだが、一つでも部品がなくなれば元に戻せないのだそう。分解後によく見てみると、バンドとケースの間にも汚れがびっしり溜まっていてとても汚い…。この汚れが積み重なると部品がサビつき、さらなる修理費がかかるのだそうだ。汚れで部品が使えなくなる前に、シーズンごとに洗浄しておいたほうがいいらしい。
おおっ！
かなりキレイになったぞ
バンドと部品を洗浄液に浸け超音波洗浄をしている間に、ケースの掃除に入る。入り組んだ部分に細かなブラシを当てて汚れをこそげとっていくと、ケースにこびりついていた汚れがみるみるキレイに。改めて、洗浄前には汚れを常に腕にまとわせていたんだな…と非常にやるせない気持ちになる。
超音波洗浄後の洗浄液はすっかり汚れており、バンドからも汚れが落ちているんだと実感。サビは落とせないもののサビになる前の黒ずみは落ちるそうで、たしかにピカピカと光っている…！ 1,080円でこれほど見違えるなら、もっと早くお願いすればよかった…。
「きょうばし時計宝石修理研究所」では、バンドの洗浄だけでなく、バッテリーの交換や防水パッキンの交換、ベルトの調整なども1,080円から行ってくれる。「何か困りごとがあればいつでも寄ってくださいね」と店員さん。とりあえず次回は冬になる前に洗浄しに来ます！
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