ワタシの京橋/オレの京橋
気分によって使い分けできる「もより市」3店舗
京橋駅は、3階コンコース改札内と中央改札の横、上りホームの3カ所で「もより市」という商店が運営されている。一般的なコンビニのような品ぞろえに加え、自社製造のお弁当や各地から取り寄せたこだわりのパンやスイーツなども並び、選ぶ楽しさを提供してくれるお店だ。京橋駅の3店舗それぞれ個性豊かで、気分によって使い分けしながら日々買い物を楽しんでいるのだが、今日はそんな3店舗を改めて比べてみた。
もより市京橋駅外は「今欲しい」に対応
まずは中央改札の横にある「もより市京橋駅外」へ。改札横とあって人通りも多く、“今欲しい”にすぐに対応してくれる品ぞろえ。小腹がすいたときに食べたいスナック菓子やチョコレート、多彩なペットボトル飲料、カップ麺など、見慣れた商品がずらっと並んでいる。
これに加えて、自社製造のパンや京阪沿線に店舗を構えるベーカリーのパンもちらほら。定番と希少性の両方を備えた、バランスのよい店舗といえそうだ。
菓子も弁当も酒も土産も
手に入る、もより市京橋駅内
次に、中央改札から入って3階コンコースにある「もより市京橋駅内」へ。京橋駅3店舗の中でもいちばん規模が大きく、お菓子や弁当はもちろん酒類や大阪土産なんかも購入できる。ご当地パンやお菓子の種類は「もより市京橋駅外」よりも多く、この日は熊本県や広島県など西日本のグルメが並んでいた。熊本県の郷土菓子で、サツマイモとあんこを重ねて生地に包み、蒸し上げた「いきなり団子」がうまいんだよな〜。
ほかに気になったのが、日本酒のラインアップ。福井県鯖江市の「梵(ぼん)」や、和歌山県海南市の「紀土KID(きっど)」といった有名な地酒がズラリ! コンビニではまず手に入らないこだわりの品が、駅ナカで気軽に買えるのはうれしい。
フランクフルトが名物の
もより市京橋駅ホーム
最後は上りホームにある「もより市京橋駅ホーム」へ行く。こちらでは、なんといっても名物のフランクフルトを食べたい。しっかり味が付いているのでケチャップやマスタードなどは必要なく、立ったままでもさっと食べられると評判だ。
おすすめは、大阪府枚方市のコッペパン専門店「コビトパン」とコラボした、フランクフルトを挟んでホットドックにできる専用コッペパン。プレーンとカレーマヨの2種類のパンはいずれもふわふわしっとりで、ジューシーなフランクフルトともマッチして絶品だ。
3店舗それぞれ楽しみがいのある、京橋駅の「もより市」。シーンに合わせて使い分けつつ、沿線グルメとご当地のうまいものをたっぷり楽しみたい。