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石清水八幡宮参道ケーブル

Design Concept

陽(赤)の遣いと月(黄)の遣い

神聖なる赤と黄のひかり

令和元年という節目に、デザインをリニューアルした石清水八幡宮参道ケーブル。
対を成す二両のケーブルカーを、神の遣いとされる石清水八幡宮の「阿吽の鳩」になぞらえ、
それぞれの車両を「陽の遣い(=あかね)」、「月の遣い(=こがね)」としてデザインしました。
片方が昇ると片方が下がるつるべ式のケーブルカーを太陽と月の関係に見立てています。
石清水八幡宮の社殿、京阪特急伝統のツートンカラーの組み合わせをモチーフに、「あかね」「こがね」と車両の愛称も新たに設定。
柔らかな陰影を生むマットメタリック色をまとうことで、それぞれの光の移ろいを情緒豊かに表現しています。

❖シンボルマーク

  • あかね(01号車)に入る
    「吽形」のシンボルマーク

  • こがね(02号車)に入る
    「阿形」のシンボルマーク

神の遣いとされる「阿吽の鳩」、御神紋「流れ左三つ巴」。
石清水八幡宮を象徴する2つの要素をモチーフにしたケーブルカーの新しいシンボルマーク。

❖車両インテリア

客室
赤黄配色で空間のカラーデザインを統一的に演出。扉、座席を左右で切り替えるデザインとすることで、出入口方向の案内機能も考慮しています。また外装とも統一感のあるデザインにしています。

外装の変わり霞柄との共通性と石清水八幡宮境内の瓦土壁の要素を付加したパターンをモケットにも施しました。

❖車両設備

車掌台
車両運行準備の合図を運転台に対して行うほか、扉の開閉や車内アナウンス、高音質BGMなどの操作も行います。

防犯カメラ
運転保安の維持ならびに車内のセキュリティ向上を図るため、防犯カメラを設置しています。お客さまに安心を感じて頂けるよう防犯カメラ作動中の表記も行っています。

❖地上設備

巻上装置
主索輪、従索輪、案内索輪、主電動機、減速機、常用制動装置、非常制動装置等で構成されています。また、主電動機の制御方式はインバータ方式を採用し、省エネルギー化を図っています。

運転台
運転状況、故障状況をモニター画面で監視できます。また、ボタン一つで出発・停止が自動的に行える自動運転を導入しているほか、手動による可変速運転が可能です。

❖石清水八幡宮

宇佐神宮、鶴岡八幡宮と並ぶ日本三大八幡宮のひとつ。
貞観元年(859年)に創建されました。古くは源氏の氏神として、また厄除けの神様としても広く信仰を集めています。平成28年(2016年)に本社10棟が国宝に指定されました。
なお、車両愛称「あかね」、「こがね」については、石清水八幡宮の宮司に揮毫していただいております。

Route Map

京阪線路線図

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