
左から仲本賢優(なかもとけんゆう)選手〈背番号8番、アウトサイドヒッター〉、中村駿介(なかむらしゅんすけ)選手〈背番号3番、セッター〉、金田晃太朗(かねたこうたろう)選手〈背番号4番、ミドルブロッカー〉。初めて京都・伏見を訪れたという選手たち。どんなスポットがあるの?と興味津々の様子で探検隊の取材がスタート!
「世界最高峰のクラブ」を目指して2025-26 大同生命SV.LEAGUEを戦い抜き、ついに優勝を果たした男子バレーボールクラブ「 大阪ブルテオン」のメンバーが京阪沿線の“ええとこ”をご紹介します。今回、仲本選手、中村選手、金田選手がやってきたのは城下町として栄えた京の玄関口・伏見。往時の情緒が感じられるまちを楽しく散策する様子をたっぷりとお届けします。
「月桂冠大倉記念館」で名酒の秘密を学ぶ!日本酒の元となる名水の味は!?
かつて豊臣秀吉が桃山丘陵に伏見城を築き、城下町を整備。江戸時代は東海道五十七次の第五十四次「伏見宿」、そして淀川水運の拠点として栄え、幕末には志士たちが駆け抜けた歴史とロマンのまち・伏見に仲本選手、中村選手、金田選手が参上!今回はそんな伏見を中書島駅から散策、このまちの魅力を探っていただきます。

初めて降り立つ京阪電車中書島駅の前で。カメラマンからの指示がなくとも、探検隊おなじみのポーズがバシッと決まる!

中書島駅にやってきました!探検隊の取材でも初めてだけど、プライベートでも来たことがなかったなぁ。

僕も。しゅんさん(中村選手)、枚方出身なのに初めてなんですね。けんゆうさん(仲本選手)はどうですか?

中書島駅は乗り換えとかで使うばっかりで改札の外に出たのも初めてかも。伏見といえば“ラグビー”のイメージが強いね。観光地としてはどんな楽しみ方ができるか気になるなぁ。

確かに!どうやって行先を決めます?

今回は「K PRESS」2026年3月号の伏見エリア特集と、「ときを味わう、京都がある。宇治・伏見」、「まだ知らない つぎの旅へ 東海道五十七次 」の観光パンフレット(※)をまずは見ていただき、みなさんが気になったスポットへ行ってみましょう!
※K PRESS3月号や「ときを味わう、京都がある。宇治・伏見」、「まだ知らない つぎの旅へ 東海道五十七次」はスマホやパソコンなどでもご覧いただけます。
K PRESS3月号 https://www.keihan.co.jp/k-press/digitalbook/202603/(発行から1年間閲覧可能)
「ときを味わう、京都がある。宇治・伏見」https://www.keihan.co.jp/uji-fushimi/
「まだ知らない つぎの旅へ 東海道五十七次」 https://www.keihan.co.jp/tokaido57/
観光、グルメ巡り、ショッピングなど、伏見で体験できることはさまざま。まずはパンフレットを広げてどこに行くか相談タイム!

それぞれのパンフレットに目を通して、気になるスポットをチェック中。

まち歩きに便利なMAPが掲載されたK PRESS3月号を囲み、「ここも気になる!」とプランを練る。

う~ん…悩むな。やっぱり探検隊の取材はいつもおいしいものを食べさせてもらってるし、今回もグルメが気になるかも。

歴史あるまちって聞いたから散策だけでも楽しそう!オシャレなお店も多いみたいですね。伏見ならではのお土産も気になるなぁ。

伏見は全国屈指の酒処でもあるんですよ!

そうなんだ!だったらお酒飲めたりするかな♪

今日はまち歩きをするから飲めませんよ(笑)。でも、お酒について学べる施設が載ってますね!

本当だ!じゃあまずはこの「月桂冠大倉記念館」に行ってみよう!
「月桂冠大倉記念館」に向かうために弁天橋を渡ろうとすると、柳の緑が映える宇治川派流(はりゅう)に船が停まっているのが見えました。

趣ある船を発見!思わず橋の上で足を止める仲本選手。

あ、あそこに船が停まってる!あの船は何に使うんだろ?さすがに漁とかじゃないよね?

本当だ!でも動いてないんじゃない?

あれは「十石舟(じゅっこくぶね)」といって、江戸時代に旅人や物資を運んだ船を模した観光船です。普段はここの川を行き来しているんですが、今日は残念ながら運休日なんです。

うわ~、残念。乗ってみたかった!

川の周りの木って桜ですよね?春の季節は絶対きれいだろうな~。

春になると桜の花びらが川面に流れて、美しい花筏(はないかだ)が見られますよ。初夏のアジサイのシーズンも花を眺めながら船旅が楽しめたり。伏見でも人気の体験なんです。

うわ~、楽しそう!船旅は次に来る時のお楽しみですね。

駅からまだ歩いて少ししか経ってないのに、もう気になるところ発見したなぁ。

十石船に乗って、昔ながらの酒蔵やノスタルジックなまち並みなど、伏見らしい景観を約50分かけて楽しめる。
【 京都・伏見 十石舟】運航期間:12月6日(日)まで※予定/ 運航についての詳細はホームページをご確認ください/料金:大人1,900円・小学生900円/電話:075-623-1030(十石舟のりば)/交通アクセス:中書島駅下車 北東へ徒歩約5分
橋を渡って少し歩くと、軒先に杉玉が飾られた「月桂冠大倉記念館」が見えてきました!

伏見散策での立ち寄りスポットひとつめ。歴史ある建物を前に気持ちが高まる3人!
【 月桂冠大倉記念館】開館時間:9時30分~16時30分(受付は16時まで)/休館日:8月13日~16日、12月28日~1月4日※ほか不定休あり/入館料:20歳以上600円(お土産ときき酒付き)・13歳~19歳100円(お土産付き)/電話:075-623-2056/交通アクセス:中書島駅下車 北東へ徒歩約5分
「月桂冠大倉記念館」に到着したみなさんを迎えてくれたのは、施設スタッフの門井さんです。

本日はご来館ありがとうございます。当館は、1909(明治42)年建造の酒蔵を活用した史料館で、酒造用具類なども見学いただけます。実際に日本酒造りに使用している仕込み水も飲んでいただけますよ。それではさっそく、館内をご案内しますね。

よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

日本酒に使う水も飲めるんですね!それは楽しみだな~。

「月桂冠」はよく聞く日本酒だけど、こんな歴史や文化が学べる施設があるなんて知らなかった!

(館内を眺めながら)史料館を見学している人は海外からのお客さんも多いんですね。いろいろな展示品があって、館内を巡るのも楽しみです♪

それでは最初に「月桂冠」の挑戦や歴史に関する史料類を展示している南展示室からご案内します。「月桂冠」は勝利と栄光のシンボルとして、スポーツ競技の勝者に授与される、月桂樹でつくった冠のことです。11代目当主の大倉恒吉が、「京都・伏見の酒をナンバーワンにしてみせる」という志を込めて命名したんです。

「月桂冠」のお酒の名前にそんな由来があったなんて知らなかったな。

勝利と栄光!?じゃあ、この店頭看板の展示の前で写真撮ってもらおう!

来季もナンバーワンになれるように!

気合い入れて撮ってもらわないと!

来季も優勝を願って。今から気合いを入れる3人!

歴史ある酒造会社の史料館とあって、展示されている史料も気になるものだらけ。
館内を進み、「京都市有形民俗文化財」指定の酒造用具類が展示されている北展示室に入ると、人間の背丈よりも大きな酒樽が!

おお~!めちゃくちゃ大きい樽がある!

僕らの身長より大きいんじゃないですか?

これは完成した日本酒を入れるための酒樽ではなく、蒸した米と麹を入れて発酵させるための木桶なんです。

そうなんだ!昔は全部手作業で作ってたと思うと、本当にすごいよなぁ。

大きな木桶に目を奪われる3人。いくつもの工程を経て作られる、日本酒醸造の仕組みに興味津々。

ここでは、日本酒造りの作業を時系列で展示しているので、昔ながらの酒造りの様子がよくわかりますよ。

ここを一周したら日本酒マスターになれるかも♪あ、あそこに置いてるのはよく記念式典とかで見かける「鏡開き」用の酒樽じゃない?

思ってるより大きいんですよね。すごく重そう…。

「鏡開き」、一度はやってみたいよね。

憧れの「鏡開き」用の酒樽を挟んでパシャリ♪酒樽の上蓋である「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを表す。

ちなみにみなさん、日本酒は好きですか?

実は日本酒はあまり飲まないんですよね…(笑)。でもおいしく飲めるようになりたいな~とは思ってて。

僕も甘いお酒やカクテルとかなら飲めるんですけど、日本酒はあまり飲めなくて。

先輩に誘われたら、飲みます!っていう感じです(笑)。

僕は日本酒大好きです♪展示室の向こうに見えるのはきき酒処!?飲みた~い!

20歳以上の方の入館料にはきき酒も付いてますよ!見学の最後に、さまざまなタイプの約10種類のお酒の中から、お好きな3種を選んでいただけるんです。

日本酒の勉強もしつつ、最後には試飲もできるとか最高じゃないですか!展示ももっとじっくり見たいし、近々プライベートで遊びに来ます!

今日は日本酒は飲めないけど、日本酒を造るためのお水は飲めるんですよね?

はい!中庭では、お酒の仕込みに使用しているお水を試飲いただけますよ。

日本酒に使う水ってどんな感じの味かな?

味の違いとかわかるかな?
用具類の展示室から中庭に出ると、酒造りの命・名水「さかみづ」の井戸がありました。

それでは、「月桂冠大倉記念館」を見学される方にお渡ししている酒器で、ぜひお水を飲んでみてください。

すごい、この枡(ます)もらえるんだ!これって持って帰ってもいいんですか?

そのままお持ち帰りいただけますよ。

やった!家帰ったらこれで日本酒飲もうかな♪

ちゃんと「月桂冠」のロゴも入ってる!

透明な枡は見た目もきれいで、記念館に来た記念にもなるし、これはうれしいですね!

見学者はお土産に「月桂冠大倉記念館」のロゴが入った酒器がもらえる。

よし、じゃあさっそくお水飲んでみよう!

水の温度はどれくらい?キンキンに冷えてる?

枡に注いだ感じ、そこまで冷たくなさそうですね。

井戸からくみ上げた地下水を枡に注ぐ金田選手。はたしてお味は!?

じゃあ、キュッといきますか♪

(水を飲んで)ちょっとひんやりするくらいかな?

この中庭の横に見える酒蔵でも実際にこちらのお水を使って醸造しているんですよ。

あ~、確かに、これはお酒の味するわ~(笑)。

本当ですか!?まだ醸造されてない水ですよ(笑)。

水の味の違いはわかりますか?

水道水とは明らかに違いますね。

うん、おいしい水っていうのがわかる。

なんだかまろやかな感じがしますよね。普段から飲んでるミネラルウォーターに近いような…。

伏見の水は酒造りに適した、適度にミネラル分を含む中硬水なんです。ミネラルウォーターに近い味と感じる方が多いですね。

お、味の違いがわかったってことだ!

じっくり味わって“味の違い”をチェック!

クセがなくまろやかな味わいの地下水は名水と言われるだけある。

日本酒好きの仲本選手は、日本酒をイメージしながらグイッと♪

あ、あっちにすごい大きな桶がある!これも実際に使っていたんですか?

はい、この桶も実際に酒造りで使用していたものですよ。かつてこの中庭では、発酵用の酒桶を天日干しして乾燥させていたんです。

あれだけ大きな酒桶が並ぶと壮観ですね。横から見ることってないから新鮮!

どれくらいの大きさか、写真撮ってもらおうよ!

ここに日本酒がどれだけ入るか想像したらすごいなぁ。一生かかっても飲み干せなさそう。

けんゆうさんならイケるんじゃないですか(笑)?

大人ひとりがすっぽり入りそうな酒桶が並ぶ中庭は絶好の撮影スポット!
※撮影の際は、展示品にはお手を触れないようご注意ください

新酒ができたことを知らせる“杉玉”。近くで見ると思ったよりも大きい!?

「月桂冠大倉記念館」に来られて、いかがでしたか?

普段何気なく飲んでいる日本酒の造り方や用具が知れて勉強になりました!きき酒ができなかったのが名残惜しいんで、近いうちにまた来ます!

“なるほど”がいっぱいあって楽しかったですね!駅からも近いし、まち歩きでこういう施設があるのは楽しいですよね。

“大人の観光”っていう感じ。日本酒が苦手な人でも楽しめるのが良かったです。

こちらの酒蔵では、今でも昔ながらの手法で酒を造っています。今度はぜひ、きき酒も体験してください!

ありがとうございました!

ありがとうございました!

ありがとうございました!
「月桂冠大倉記念館」を見学し、伏見の名水と名酒について学んだ仲本選手、中村選手、金田選手。伏見の散策はまだまだ始まったばかり!次なる行先を相談します。

次は、歴史が感じられる場所に行ってみたいかも!

“歴史”にもいろいろあるけど、どんな歴史があるか気になるな。ここから近いところで何かありますか?

でしたら、ここから5分ほどで行ける「寺田屋」がおすすめですよ!

「寺田屋」?なんか聞いたことあるな~。

すぐ近くなんだ!じゃあ、さっそく行ってみよう!

まち並みを見ながら、ぶらぶら歩いていきましょう!
日本の歴史が動いたまち!?誰もが知るあの人物に縁のある建物へ
「月桂冠大倉記念館」を出て、次なる目的地「寺田屋」を目指し北西に進んで行く選手たち。レトロな建物が軒を連ねる風情あるまちを歩いていきます。

趣ある建物が続く伏見。中書島駅周辺の散策だけでも気になるスポットがあちこちに。

「寺田屋」に到着!看板には「旅籠(はたご)」とあり、かつての宿場町の面影が残る。
【寺田屋】開館時間:10時~16時(15時40分受付終了)/休館日:月曜不定休/入館料:600円/電話:075-622-0243/交通アクセス:中書島駅下車 北へ徒歩約5分

お、ここが「寺田屋」か!

あ、思い出した!“寺田屋事件”の「寺田屋」ね!歴史の授業で習ったことあるわ。

坂本龍馬襲撃事件の舞台として有名な場所です。みなさんは幕末の歴史はお好きですか?

学生時代もずっとバレーボールばっかりしてたから、歴史はあまり詳しくなくて…。でも坂本龍馬はさすがに知ってます!

同じく…。でも、幕末に登場する人物の中で坂本龍馬は好きな偉人のひとりかも。

教科書で勉強したすごい偉人が、この場所にいたって思うとすごいなぁ。

歴史が身近に感じられる、伏見ってすごいまちですよね。

施設外に設置された「寺田屋」にまつわる歴史が記された案内板にくぎ付け!?

それではせっかくなので建物の前で記念撮影しましょう!

え?建物の中には入れないんですか?

…実は今日は休館日なんです。

ここも次のお楽しみですね!

この日はあいにくの休館日。“来たよ”の記念に、ここでもポーズ。

それでは、写真もバッチリ撮影できたので、幕末ゆかりの地ということで、「竜馬通り商店街」を歩いてみませんか?

「竜馬通り商店街」?あ、ここか!「寺田屋」のすぐ横から入っていけるね。

町家っぽい建物が続いてて、歩いてるだけで楽しいかも♪

すごい!レトロで良い雰囲気の商店街ですね。
「寺田屋」のすぐ横にある「竜馬通り商店街」に入っていくと、街路灯や石畳など、幕末や明治の雰囲気を醸し出す商店街が広がります。古くから続く店舗はもちろん、イタリアンやパティスリーなど、個性的な店舗も魅力的!

坂本龍馬の絵が描かれた看板発見!昔からのお店も多いみたいだけど、オシャレなコーヒースタンドとかもあるんだ。

クラフトビールの醸造所とかスイーツのお店もある!歴史あるまち並みと現代が交わってるみたい。

幕末の時代はどんなまちだったのかを想像しながら歩くと楽しいですね。

坂本龍馬も同じ道を歩いてたかもって思ったらちょっとワクワクするな~。

まち案内の看板もなんだかレトロ。日本家屋をリノベした建物など風情あるまち並みが続く。
【 竜馬通り商店街】交通アクセス:中書島駅下車 北へ徒歩約5分

商店街の名前が記された看板も趣たっぷり。

気になるお店があちこちに。真剣な表情で入念にチェック。

お腹すいてきたなぁ。ちょっと小腹を満たせるような良いお店ないかな?

まだまだ散策するし、サッと食べられるものがいいよね。

あ、あっちにも商店街がありますよ。

あっちは「納屋町(なやまち)商店街」ですね。K PRESS3月号に掲載されたおすすめのパン屋さんがあるんですよ!

パン屋さん!?ちょっと寄ってみよう!

パンって聞いたらもうパンの気分になってきた(笑)。
気になるおいしいパン屋さんを目指す仲本選手、中村選手、金田選手。次回は人気のパンを食レポしたりショッピングを楽しんだり!伏見の散策はまだまだ続きます。仲良くおしゃべりをしながらまち歩き楽しむ3人の様子は…後半でレポートします!
★後編では3選手の直筆サイン色紙の読者プレゼントもあります。お楽しみに!