左から西川馨太郎(にしかわけいたろう)選手〈背番号19番、ミドルブロッカー〉、山内晶大(やまうちあきひろ)選手〈背番号10番、ミドルブロッカー〉、山本智大(やまもとともひろ)選手〈背番号13番、リベロ〉。山本選手は今回、この連載に初登場。夏のパリ五輪でスーパープレーを見せた山内選手と山本選手の素の表情や、西川選手の意外な“苦手なもの”にも注目!(写真は「トンデミ枚方」内)
「世界最高峰のクラブ」を目指して10月11日(金)から大同生命SV.LEAGUEに参戦する男子バレーボールクラブ「 大阪ブルテオン」のメンバーが京阪沿線の“ええとこ”をご紹介します。今回は9月6日(金)にグランドオープンした枚方市駅直結の新商業施設「枚方モール」に、山内選手、山本選手、西川選手が潜入!気になるスポットをめぐって、その魅力をたっぷりお伝えします!
青空の下、芝生でくつろげるパブリックスペース「ひらかたデルタ」へGO!
「枚方モール」は枚方市駅東改札口に直結。京阪電車の京阪本線と交野線に挟まれた駅前デルタ地帯に建つ大型複合施設「ステーションヒル枚方」1階~5階の商業エリアと、既存の駅高架下商業施設を合わせた商業施設です。「Life Promenade(豊かな暮らしにつづく道)」のコンセプトのもと、目指すのは“枚方で一番心地よい場所”。新開業エリアには約90店舗がオープンし、ショッピングや食事だけでなく、パブリックスペースでは自然を感じながらのんびり休憩や散歩も楽しめます。
そんな大注目の「枚方モール」に山内選手、山本選手、西川選手が登場!パブリックスペースとして設けられた「ひらかたデルタ」6階の「空庭」から施設めぐりをスタートです。
チームカラーを思わせる爽やかな青空をバックに、「空庭」でポーズ。撮影時はちょうど夕日が差し込み、3人とも目がチカチカ。コートの中ではお目にかかれない、まぶしい顔でのオープニングに。後ろにそびえるのは6月に一足早くオープンした「カンデオホテルズ大阪枚方」(19階~26階)。地上約100mの最上階にはスカイスパがあり、大阪の街並みを眺めながらリラックスできる。
【 枚方モール】営業時間:1階10時~21時、2階~4階10時~20時、ヨイヨイ・3階レストラン11時~22時 ※一部店舗は異なる/定休日:不定休/電話:0570-025-678(10時~18時)/交通アクセス:枚方市駅 東改札口直結
今日は、枚方の新スポット「枚方モール」にやってきました!
トモさん(山本選手)は、枚方市駅は初めてですか?
初めてじゃないけど、あんまり来たことないかも。
「枚方モール」は枚方市駅直結で便利だよね。僕は普段あまりショッピングモールには行かないから、今日は楽しみ!
僕もショッピングモールをぶらぶら散策することは、ほとんどないです。
僕もないな。普段、買い物はネットショッピングを利用することが多いかも。
ショッピングと言えば、いま何か欲しいもの、あります?
そうだなぁ……腕時計かな!
僕は化粧水とシャンプーかな。
ヤマさん(山内選手)、スキンケアをきちんとしてるのか~。いつも決まった化粧水があるの?
いや、もう全然。自然由来のものとか、肌によければOK。
今日、いいのがあったら買えますかね。欲しいな。
時間があまりないみたいだから、今日は難しいかも?
ところで、このテラスには芝生や木も植えられていて、ベンチもあって、まるで庭園みたいですね。買い物の用事があってもなくても、のんびりできそう。
ここはパブリックスペース「ひらかたデルタ」の「空庭」といいます。デルタというのは、京阪本線と交野線に囲まれた三角の形を表しているんです。空を眺められるだけでなく、枚方市駅全体を見下ろせるビュースポットなんですよ。
へぇー!
淀屋橋・中之島方面のりばと交野線の私市(きさいち)方面のりばに電車が並んで止まっている風景を上から見られる貴重なポイントだそうです。
そうなんですね。
(「空庭」の先端部分に歩み寄って)ここからすぐ下に駅が見えますよ。
ほんとだ、電車が好きならずっと見ていられそうですね。カウンターもあるから、ドリンクとかテイクアウトしてのんびりできますね。
駅構内もよく見えますよ。人がたくさん歩いてますね。
周囲の景色もいいしね。
正面に「ひらかたパーク」の観覧車も見えます。
西川選手が差し出す手の先に見える枚方市駅。「枚方モール」が線路に挟まれて三角形になった土地に建てられているのがよくわかる。西川選手の表情が少し不安そうなのは……後ほど理由が判明!?
それと、「空庭」に来たら、ぜひチェックしてほしいものがあるんです。(植木の囲いを指差して)これ、なんだかわかりますか?
これですか?なんだろう?
実は、叡山電車の線路の枕木が再利用されているんです!
へぇ~、これ、枕木だったのか。
枕木を触れることって、なかなかないね。
長いこと電車の運行を支えてきただけあって、味がありますね。
「デルタ」だからこれも三角形になってるんですね。
カメラマンのリクエストに応じて「これです」と枕木を指し示してくれる山内選手。ピシッと直立姿勢で指差しする光景を見て、山本選手と西川選手は「なんだか現場検証してるみたい」と笑う。
木製のベンチに青々とした芝生。心地よいガーデンで、かっこよくおそろいのポーズをとってくれた選手たち。
「ひらかたデルタ」は、6階の「空庭」から3階まで外階段で下りることができ、5階は「中庭」、5階と3階をつなぐ外階段は「だんだんテラス」と呼ばれています。下りていくと、「中庭」にも京阪電車ゆかりのユニークなベンチを発見!電車のレールを使用したベンチです。
ベンチに座った山本選手が触れているのは、実際に使用されていた電車のレール。その奥には「枕木の道」がある。
選手たちが続いて向かったのは、「ひらかたデルタ」同様、パブリックスペースである3階の「でんしゃみち」。交野線と並んで歩くことができる通路です。駅のすぐ隣にあり、発着のため電車のスピードがゆっくりなので、電車とお散歩している気分に浸ることができます。
交野線の電車がすぐ真横を走ります。車内の様子も見えるんですよ。
かなり線路と近いですもんね。
ここも電車好きには嬉しいスポットですよね。
子どもが喜びそう!
交野線には「きかんしゃトーマスとなかまたち」のキャラクターが描かれた「きかんしゃトーマス号」も走っているので、お子さんにとっても人気があるようです。みなさん、電車はお好きですか?
……普通です(笑)。
普通ですね。交野線に乗ったことはある?
もちろんあります!
そうなんだ。私市に行ったりとか?
めちゃめちゃあります!
もうすぐ電車が通りますので、少し待ってくださいね。
あ、電車が来ましたね!
近い!
あ、ポーズとらないと!
電車を待ってスタンバイ。ぼーっと線路を眺めるなんて、日々忙しい選手にとってはレアなひとときかも?高身長の山内選手と西川選手が立っていると透明板が低く見える。
私市方面から近づいて来た電車と並んで、ばっちりポーズ!貴重な一瞬をカメラに収めることに成功♪
関西初の「トンデミ枚方」で楽しく遊んで、西川選手がスライダーに挑戦!
「ステーションヒル枚方」のパブリックスペースを楽しんだ選手たちは、「枚方モール」の館内へ。3階に入場口のある屋内アスレチック施設「トンデミ枚方」(3階・4階)にやってきました。
トランポリンやクライミングウォール、デジタルアクティビティーなど、30種類以上のアクティビティーを楽しめる関西初出店のスポットです。京阪電車とコラボした枚方限定のアクティビティーなど国内初登場のものもあり、子どもも大人も思いっきり体を動かして遊ぶことができます。
「トンデミ枚方」入口前のシャッターポイント。山内選手は店名看板に余裕で手が届く!
【 トンデミ枚方】営業時間:10時~19時30分(受付)/定休日:施設に準ずる/通常料金:2,500円~2,800円(入場日によって異なる。キャンペーンによる割引もあり→最新情報は公式サイトへ)※初めての利用時に会員登録・登録料600円が必要/電話:072-896-6706
「トンデミ枚方」は屋内アスレチック?
見て、あそこにトランポリンがある。おもしろそう。
「トンデミ」は天気に左右されることなく、世界中から集められたアクティビティーを楽しめる屋内アスレチックです。跳んだり登ったり、日常ではあまり出会えない“刺激”が待っています。今日はまず、日本でここにしかないアクティビティーを体験していただきます!
よろしくお願いします!
今日はしっかり練習した後だから、体力もつかな(笑)。
がんばります!
最初に挑んでいただくのは、国内初登場の「京阪電車 ジャンピングレース」。京阪電車とコラボレーションした、「トンデミ枚方」にしかないアクティビティーです。トランポリンを跳べば跳ぶほど、画面内の電車の走る速度がスピードアップ!最大4人で競うことができます。
大きなモニターの前に設置された4台のひとり用トランポリン。跳ぶことで、画面に登場するそれぞれのカラーの電車を走らせることができる。トンデミ専用の滑り止め付き靴下を履けば準備OK。よーし、やるぞ!
軽快な音楽に乗ってレーススタート!登場するのは京阪沿線の駅や有名な建物ばかり。なじみのある駅名が次々と画面に現れ、競争しながらも見入ってしまう。
ゲームといえどもこれは勝負、時折、真剣な表情に。終了後も息がまったく乱れていないのはさすがアスリート!
画面を見てたら、あっという間に終わっちゃったね。
僕はちょっときつかったかな(笑)。でもおもしろかった!
トランポリンを楽しもうと思ったけど、レースだからつい夢中になっちゃいますね。
レース対決は、一番若手の西川選手が1位、山内選手が2位、山本選手が3位という結果になりました。トップの西川選手は本来、練習に影響が出ないよう、休日に体を動かすことは少ないとのこと。みなさん、お疲れさまでした!
次のアクティビティーは「バーティカルスライダー」。専用のスーツ(つなぎ)を着て、高さ約7mから一気に滑り降りる爽快感いっぱいの巨大スライダーです。今回は3人で話し合い、西川選手が体験することに。施設スタッフに身長195cmの西川選手でも着られる特大の専用スーツを準備していただく間、近くに卓球台を見つけた選手たちは自由に卓球を楽しんでいました。
リズム良くラリーが続く山内選手と西川選手を楽しそうに見ている山本選手。普段の仲の良さを感じさせる。いつもやっているのかと思いきや、チーム内で卓球をしたことはないのだそう。
西川選手、こちらのスーツが一番大きいLLサイズなんです。どうでしょう、着られそうですか。
(苦労しながらスーツを着て)キツイけどなんとか入りました。手足は曲げられないけど。
バッチリです。ではよろしくお願いします!
……
ケイタロウ(西川選手)、どうかした?
僕、実は高いところ苦手なんです…。
そうなんですか!?
2段ベッドの上も嫌だなと思うくらいで……。
さっき「空庭」でちょっと不安そうな顔をされていると思ったら、そういうことだったんですね。
……。
あそこ高くて、見晴らしがよかったしね。
僕が代わってあげられたらいいけど、今日は肩が痛くて腕が上がらなくて……すまんケイタロウ、頼んだぞ!
この中では一番若いしね。何事も経験だから。がんばれ!
高所から垂直に滑り落ちるために、専用の滑りやすいスーツと靴下を着用。スーツはストレッチ素材ではないため、西川選手は器用に体を動かしながら身に着ける。
準備が整った西川選手は、いよいよ「バーティカルスライダー」に挑戦!山内選手と山本選手は不安そうな西川選手をやさしく見守ります。
ヘルメットを被って、いざ! 緊張で顔がこわばる西川選手を励ますふたり。
西川選手が両手でバーに捕まるやいなや、ぐんぐんと上へ引き上げられ、最上部の約7mの高さに到達しました。
あっという間に上へ上へと釣り上げられていく西川選手。高いところが平気な人でも、これは怖そう!
そして「3、2、1!」のカウントダウンで両手をリリース!西川選手の体は一気にスライダーを滑り落ちてきました。
山内選手、山本選手が見守る中、掛け声と同時に、バーを握りしめていた手をパッと放す西川選手。その瞬間、ものすごいスピードでスライダーを滑り落ちてくる。
体が大きい分、勢いがあって迫力も満点!
ケイタロウ、どうだった?大丈夫?
怖かった…。腕が一番きつかったです!
一番上までいったから、絶対怖かったよな。めちゃくちゃ高いし!
思ってた以上にすごく勢いがあった。落ちてるとき、どんな感じ?
無重力というか、体がフッと浮くんですよ。ジェットコースターみたいな感じ。
じゃあ、ジェットコースターとか好きな人はめっちゃ楽しいな。
そうですね。あと、高いところが大丈夫なら(笑)。
本当にお疲れさま!
西川選手の体はスライダーの端っこまで滑り落ち、静かに停止。緊迫した空気が一変し、ホッとした笑顔を見せてくれた。チャレンジは無事終了!
「枚方モール」のパブリックスペースと、話題のスポット「トンデミ枚方」の魅力を体感した山内選手、山本選手、西川選手は、この後、猫カフェやショップなど、気になるお店めぐりへと向かいます。さて、選手たちはどんな表情を見せてくれるのでしょうか?続きは後編でご紹介!
★後編では3選手の直筆サイン色紙を添えた読者プレゼントもあります。お楽しみに!