2024/10/11

名古屋から名鉄電車で約30分。愛知県犬山で「本物」と出会う秋旅を

名古屋から名鉄電車で約30分。雄大な木曽川の流れや数々の歴史文化財が人々を惹きつける町・愛知県犬山。悠久の歴史に育まれた「本物」と呼ぶにふさわしい美しい風景や体験と出会いに、この秋、犬山へでかけませんか。

犬山秋旅マップ

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  • 愛でる

    戦国時代の合戦の舞台となった美しき名城
    国宝『犬山城いぬやまじょう

    室町時代の1537(天文6)年に建てられ、天守は現存する日本最古の様式。戦国合戦の舞台として信長・秀吉・家康が攻め、歴史の荒波を生き抜いた城です。木曽川のほとりの小高い山の上にあり、南方からは見えづらい構造となっていますが、城門をくぐり天守が見えた瞬間、犬山城のオーラを体感できます。天守最上階からは、戦国時代の武将達も眺めたであろう雄大な景色が広がり、「華頭窓(かとうまど)」や「唐破風(からはふ)」、桃を模した「桃瓦」など、格式高い意匠にも注目。紅葉の名所としても名高く、秋には城に続く道中も趣深い景色を楽しめます。周辺には犬山城下町の古い町並みや、多くの観光施設が点在します。

    国宝『犬山城』

    国宝『犬山城』

  • 体験する

    体験コースも人気の、素朴で優雅な伝統工芸
    犬山焼窯元いぬやまやきかまもと 後藤陶逸陶苑ごとうとういつとうえん

    江戸時代の初めごろ、犬山市東部の今井に窯を築いたのが始まりとされる犬山焼。近世犬山焼では京都や瀬戸、名古屋などから陶工・画工(職人)が招かれ、「赤絵」のほか、「雲錦手(うんきんで)」と呼ばれる桜と紅葉をとりあわせた文様も描かれるように。ろくろ体験や手びねり体験もでき、旅の記念になるオリジナルの作品を作ることができます。

    犬山焼窯元 後藤陶逸陶苑

  • 体験する

    歴史深い山寺で仏さまと対話する体験を
    寂光院じゃっこういん 写経しゃきょう写仏しゃぶつ

    千手観音菩薩を中心とする霊山として信仰を集める「寂光院」は、山全体が国定公園に指定された自然豊かな山寺。通称“尾張のもみじでら”とも呼ばれ、約1,000本もの樹木が鮮やかに色付きます。紅葉が織りなす見事な景観もさることながら、写経や写仏の体験もオススメ。初めての方でも心和み、癒やされながら仏さまにふれるひと時を過ごせます。

    寂光院 写経・写仏

  • 馳せる

    日本庭園にたたずむ趣深い茶室
    国宝茶室『如庵じょあん

    犬山城の東に位置する日本庭園 有楽苑(うらくえん)内にあり、柿葺(こけらぶき)の端正な外観が特徴的な茶室。織田信長の弟であり、茶の湯の創世期に尾張の国(現・愛知県)が生んだ大茶匠・織田有楽斎によって建てられました。1936(昭和11)年には国宝の指定を受けており、現存する国宝茶席三名席のひとつです。

    国宝茶室『如庵』

    国宝茶室『如庵』

    画像提供:名古屋鉄道株式会社
    転用・転載不可

  • タイムワープする

    明治建築の価値を残し、後世につなぐ
    博物館 明治村めいじむら

    入鹿池(いるかいけ)に面した美しい風景の丘陵地に1965(昭和40)年に開村され、明治時代を中心とした60以上の歴史的文化財を移築・保存・公開する野外博物館。約100万m2という広大な敷地面積に、聖ヨハネ教会堂や西郷從道(さいごうつぐみち)邸などの重要文化財が移築されているほか、近代化産業遺産のリング精紡機、ゐのくち渦巻ポンプなどの貴重な建造物や資料を鑑賞できます。また、SLの体験乗車や暗闇迷路の脱出チャレンジのほか、明治時代風の衣装で村内を散策できる体験も。カフェなども充実していて、一日中楽しめます。

    博物館 明治村

    博物館 明治村

  • 寛ぐ

    庭園、アートなど、遊び心あふれる時間を
    ホテルインディゴ犬山有楽苑いぬやまゆうらくえん

    国宝茶室 如庵を有する日本庭園 有楽苑に隣接。ホテルから望む犬山城や木曽川の迫力を肌で感じながら、快適な非日常を楽しめます。天然温泉・白帝の湯のほか、鵜飼や犬山祭など伝統文化のモチーフがちりばめられた空間やアメニティーにも注目です。

    ホテルインディゴ犬山有楽苑

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