KYOTO, SMART STYLE
- 京都で美術館巡りをする予定。
ホテルでもアートを楽しめたらいいなって思うんだけど、
そんなホテルってあるかなあ? -
こんにちは〜。TOP OF 京都ツウのコトさんやで。
今回は、アートを楽しめるホテルをお探しの方からのお悩み。
コトさんのオススメを教えたげよ!「京都タワーホテルアネックス」に
芸大生デザインのコンセプトルームが
3室限定で登場!今回、コトさんがご紹介したいのは、JR京都駅から徒歩約3分のところにある「京都タワーホテルアネックス」。このホテルの京都市立芸術大学の学生さんデザインのコンセプトルームがお悩みにぴったりやなと思うねん。部屋は全部で3室。順番に紹介するわな!
まずは717号室「いっぷく」。「お茶とお菓子で “いっぷく” したくなる空間」をコンセプトにデザインしたそう。こちらのデザイン画が…
こんなふうに仕上がりました!部屋のテーマカラーは抹茶を想像させるグリーン。丸くカットした簾(すだれ)がいい感じやなあ。
和菓子の金団(きんとん)や練り切りをイメージしたクッション、書院造りの建物に見られる違い棚など、和のモチーフがかわいらしくアレンジされています。
コトさん、こんなところにも和菓子を見つけたで。こんなキュンとするあしらいはもちろん、壁紙やカーテンなど細部にわたって丁寧にデザインされています。
ちなみに夜はこんな感じに。昼間のかわいらしい感じとはガラリと雰囲気が変わって大人っぽくなるなあ〜。
次は716号室「koi-ma(こいのま)」。日本庭園の池で悠々と泳ぐニシキゴイがテーマやねんて。目の付けどころが斬新!部屋のあちこちに水面をイメージした曲線が見られましたよ。デザイン画と仕上がりを並べてみよか。
ヘッドボードの壁は、左官職人さんが鏝(こて)塗りと呼ばれる伝統的な方法で仕上げはってんて。ぽってりとした厚みと人の手ならではの勢いが印象的でした。
こちらの部屋は靴を脱いでくつろいでほしいそう。外国のお客さんからも日本らしさが感じられたと評判らしいで!姿見もほら、池のかたち。扇形の刷毛模様が映ってるのも楽しいなあ。
コンセプトルームからは
京都タワーが一望。
カラーライトアップが見られるかも!?3室目は715号室「京の雲間」。絵巻物などでよく見られる「雲」に発想を得てデザインされた空間でな、京都の街のうつろいを表現しはったんやて。
「絵巻の雲の中に入ったような空間から、窓の外の近代の京都を眺めてみてください」とのデザイナーさんのコメントの通り、「いま」と「むかし」を行き来できそうな不思議な空間でした。
これら3つのコンセプトルームはすべてミラーリング機能付きのプロジェクターが設置されてます。ベッドにごろんと転がって、動画を見たりしてくつろいでな。
そうそう、忘れたらあかんのがタワービュー!3室とも窓からばっちり京都タワーが見えるねん、ほら!!
夜のライトアップはな、日によっては特別カラーになる時もあるから、色の違う京都タワーが見られるかもしれへんなあ。さらに、「京都タワーホテルアネックス」に宿泊すると京都タワー展望室の割引券もついてきますよ〜。
さて、「京都タワーホテルアネックス」に誕生した芸大生デザインのコンセプトルームをご紹介しました。こんな取り組みができるのも「学生さんのまち」の京都やからこそ。これからを担う若き芸術家の感性と出会うホテルステイ。ぜひ、体験してみてな!
3室とも大人2名まで。素泊まりで1泊1名様あたり5,000円から、朝食付きは6,500円からととってもリーズナブルなのもうれしいな!
※2023年8月現在の情報です
今回紹介した施設は…