知らない人にも知ってほしい 枚方・樟葉のススメ by 枚方つーしん
枚方公園駅エリア
枚方宿の名物「ごんぼ汁」を想像だけで作った!そして本物を割烹に飲みに行くと…?
2026.10.14
みなさん、「ごんぼ汁」って知ってますか?
京阪グループのページで特集されている「東海道五十七次(→公式ページ
)」。その56番目の宿場町が、我らが地元・枚方宿です。
その枚方宿で、淀川を行き来する船の「くらわんか舟」でお客さんに売っていた名物の汁物が、
ごんぼ汁
…なんですが、名前は聞いたことあっても、食べたことある人ってそんなにいないんじゃないでしょうか。枚方市内の給食では出ていると聞いているので、覚えていないだけの人もいるかも?
というわけで今回はこのごんぼ汁を、
レシピも実物も見ずに、名前だけで想像して作ってみる!
という対決をやってきました。
この記事は、今回で196回目となる
\京阪×ひらつー/
コラボ記事シリーズ!
この記事では、すどん流の「ごんぼ汁」作りから、割烹 藤で本物を食べるところまでお届けします。
ゆうぽんがどうやって作ったのかも気になるという人は、
を、どうぞー!
この記事に出てくる人

すどん

ひらつー編集部。ごんぼ汁は名前しか知らないし、枚方市内の小学校出身でもないので飲んだこともない。この記事を書いている人。

ゆうぽん

ひらつー編集部。今回の対戦相手。ごんぼ汁は名前から「普通に考えたらゴボウやろ」派。

ひまわり
ひらつーアンバサダー。今回の試食&ジャッジ役。和食はあんまり得意じゃないらしい。
そんなわけで集まった我々。

ルールはひとつ。
調べたら面白くないので、ごんぼ汁の知識ゼロのまま、名前から想像できるものを作ること。
名前でだいたいわかりますよね。簡単やな。GONBO!
僕とゆうぽんがそれぞれバラバラに作って、ひまわりちゃんに「これがごんぼ汁や」と思う方を選んでもらう対決。
おいしさ勝負ではなく
ごんぼ汁っぽさ勝負!
僕の材料はこちら

僕が買ってきたのは、ニンニク、タマネギ、ベーコン、ニンジン、オリーブオイル。
並べた瞬間、
「ベーコン絶対ないよ!」
「ニンニクっていう文化、江戸時代にない?」と、ツッコミの嵐。
いやいや。江戸時代で幕府も開くわけですし、ベーコンも入ってくるわけです。
そもそも僕は、くらわんか椀の中身がほんまにごんぼ汁やったんかっていうのを疑ってまして、昭和の主婦たちが、地域を盛り上げるために一生懸命作った郷土料理なんじゃないか説を提案しました。説。
調理開始

まずはベーコン。想定よりでかい。そして鍋が想定より小さい。

タマネギは、十字に切り込みを入れる「かっこいいみじん切り」を披露。
……したんですが、横からは「こぼすくらいなら、ブンブンチョッパーじゃないですか?」という声が聞こえてきました。
確かにと思った僕は後日、ブンブンチョッパーを購入(反省した)。

そして今回のこだわりポイントが、
デグラッセ
なんですね。
鍋にこびりついたベーコンの旨味を、水分やタマネギで取っていくスタイルです。
…が、お玉がやわらかくて全然取れない。
しかも「デブラッセ?」と聞き間違えられる始末。強そう、デブラッセ。
そして完成したのがこちら!

名付けて「SOUP OF GONBO」です。
調味料を一切使わず、ベーコンの旨味と塩味でつっきったスープ。
一方のゆうぽんは

ゆうぽんは、ゴボウ、里芋、ネギに、カツオだしとしょう油で勝負。
ネギは「江戸の人はおしゃれに切らへん」と、無骨に切っていました。
ちなみに途中、鍋に取っ手がなくて湯切りに苦戦していましたが、その鍋を用意したのは僕です。

ゆうぽんのごんぼ汁も完成。見た目からして、めっちゃ和風。
GONBOの正体

ここで僕のごんぼ汁のコンセプトを発表。

まず一番最初に出した材料は何でしたっけ?順に思い出してみて
まず……
Garlic
Onion
Ninjin
Bacon
Olive
頭文字をつなげると…
GONBO!
「ビンゴみたいに言うもんじゃないよ」とツッコまれましたが、元ネタはガンダムでした(わかりづらい)
ひまわりちゃんの試食タイム

まずはゆうぽんのごんぼ汁から。
ひまわりちゃんいわく「優しい」「母に包み込まれてるような感じがした後に、ゴボウがめっちゃするから、急にごんぼが来る感じ」。
「ママごんぼかも」
ただ、ひまわりちゃんは和食があんまり得意じゃないらしい。

僕も和食のつもりなんで
そして僕のSOUP OF GONBO。「めちゃくちゃおいしい」と好評!
……なんですが、見た目の感想が、

「キャンプ?」
「野外実習のキャンプ」とまで言われる始末。
いや、僕のイメージは、ヨーロッパで暴風雨の中、少年がたどり着いた農場で、農場主さんが「これでも食べとけよ」と出してくれたスープなんですよ。
「ごんぼちゃうやん」
「ファーストインプレッションはおいしいけど、全く別物」。
油で唇がコテコテになったという声まで。
…油は否定できないというか、調子にのってオリーブオイルをいっぱい入れましたからね。
結果発表

ひまわりちゃんが思う、真のごんぼ汁は……
ゆうぽん!!
負けました。ただ、ひまわりちゃんいわく「僅差でした」。
僕的にもギリ負けくらいですね、ギリね!
でも、まだ終わりじゃない。この対決で負けても、まだ本物のごんぼ汁が待ってる。本物を見たとき、もしかしたらまだ僕が勝つ可能性がある。

ゆうぽんの「誰も本物を知らないので、正解を食べに行ってみたい」のひと言で、後日、本物を食べに行くことになりました。
本物を求めて「割烹 藤」へ

そんなわけでやってきました、「割烹 藤」。
京阪電車の枚方公園駅の、ひらかたパークじゃない方のロータリーから歩いて2分くらいのお店です。ここからはゆうぽんとふたりで。

さっそくごんぼ汁が登場!
お店の方から「おから入ってますので」のひと言。
おから!?

具材を聞いてみると、「シンプルにゴボウと鶏肉と薄揚げです」。そこにおから。味噌は入っていないそうです。
ゴボウ、鶏肉、薄揚げ、おから。
僕のGONBO、ゴボウが1本も入ってない。

これが本物のごんぼ汁です。似てる……僕の「SOUP OF GONBO」に。似てるよね?(圧)
実食!

いただきます。
ごんぼのGは
ゴボウであることは間違いなかった……!

鶏と薄揚げか、意外と結構現代っぽかったです。白いもやもやっとしてるのがおから。
優しくてさっぱり。ちゃんと味もするし、なんならプロの味がする。
昔の江戸時代の枚方の人も、これを食べてたわけですよね。
船みたいなバランス悪いところで、「ごんぼ汁くらわんか」って船から船の人に渡してたんかな……。
でもなんていうか、


お肉入ってるっていう点で僕の方が近かった
ですね!ベーコンと鶏肉は友達!
料理長にお話を聞いてみた

料理長の藤下恭之さんにお話を聞いてみました。
鍵屋資料館ができる時に、前の料理長が枚方市と一緒に「ごんぼ汁を復活させてほしい」「枚方名物を作ってほしい」という話を受けて、ごんぼ汁とくらわんか寿司を名物にしたんだそう。
交野市にある『吉向松月窯』さんにゆかりのある方が、子どもの頃に飲んでいたという話を聞いて、前の料理長がその方にレシピを聞きに行ったんだとか。
昔は水で作っていたからおいしくなかったらしく、手に入りやすいおからを使っていたそうです。

厨房で作っているところも見せていただきました。
最終ジャッジは料理長に
せっかくなので、僕らの作った想像ごんぼ汁も藤下さんに見てもらうことに。
ゆうぽんは、ゴボウに里芋とネギ。江戸時代は砂糖が高級品だったと聞いたので、カツオだしとしょう油だけの味付け。
僕は、GONBO。塩気は全部ベーコンから出して、デグラッセでこびりついた旨味を落として…と説明すると、藤下さんから「ちょっとおいしそうですね」。
で、どっちが正解に近いかと言われると……

ゆうぽん完全勝利

まさか、OがオリーブじゃなくてOkaraやったとはね……(違う)。
想像とまるで違った本物のごんぼ汁

最後にゆうぽんに感想を聞くと、「ほんま想像と違った」「絶対味噌使ってると思ってた」とのこと。
ごんぼ、ごんぼ言うてたわりに、想像とはまるで違った本物のごんぼ汁。
「食べたことない人は1回は食べてみてほしい」とゆうぽん。割烹 藤で食べられます。
…と、いったところで今回はおしまい!
GONBOを作っている様子や、ひまわりちゃんとの掛け合い、割烹 藤でのふたりのリアクションは動画でもどうぞ!
ゆうぽんがどんな考えでごんぼ汁を作ったのか、調理の様子が気になるという人は、
を、どうぞー!
割烹 藤
住所:大阪府枚方市伊加賀東町5-33
電話番号:072-841-2415
営業時間:11:30-14:00(L.O.13:50)/ 17:00-21:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日、第2・第4火曜日
駐車場:あり
リンク:公式サイト![]()
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