京阪グループの取り組み
京阪沿線つながる、つなげる農業
(株)京阪百貨店では、「地産地消」を大切に地域の農業に目を向けてきました。今後お客さまの生活様式が変化していくなかで、地域とともに歩んできた当社が取り組んでいくべき課題です。「地産地消」には以下のメリットがあります。
- 1消費者と生産者の距離が近いため、旬の食べ物を新鮮なうちに食べられる。
- 2地域経済の活性化、地域への愛着につながる。
- 3地域の伝統的食文化の維持と継承。
- 4農産物の輸送にかかるエネルギーを削減できる。
そこで、2021年11月より「京阪沿線つながる、つなげる農業」を開始しました。これは、沿線の農家と京阪百貨店がつながることで、農家と地域(お客さま)をつなぎ、沿線の都市型農業を継承していくためのプロジェクトです。まず第一弾として、沿線の農家から農作物を仕入れ、守口・枚方・京橋の3店舗で販売します。沿線の農家は、2代目、3代目の比較的若い方が多い一方で、物流に乗せられる量を生産することは難しいという課題を抱えられているケースが多いことがわかり、今回のプロジェクトを通してその解決の場を提供できればと考えています。販売方法も、あえて特設コーナーを設けないことで、各農家が毎週納品可能な物量を並べ、新鮮なうちにお客さまにお買い求めいただくよう工夫しています。
また、当社では2007年から食育活動を実施し、今ではお客さま体験型ツアーを年6回実施しています(コロナ禍では中止)。相愛大学と連携し2016年からは「食育フェスタ」を開催。その後、他大学やJA、(株)カゴメなども加わり今では関西最大級の食育フェスタとなりました。今後は、「京阪沿線つながる、つなげる農業」と連携した食育活動を行い、農家が近隣に位置するメリットを活かし、生産風景を体験できる企画を考えています。





該当するプロジェクトガイドライン
- 1GOOD forHealth
- 2GOOD forMinds
- 3GOOD forLocals
- 4GOOD forSocial
- 5GOOD forEarth
関連WEBサイト