えきから始まるまちづくり

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100年以上前、鉄道を敷き、その沿線に多くの人にお越しいただけるようにと、駅を中心に観光地を作り、住宅地を開発し、流通施設を展開して、まちを作ってきました。駅は多くの人で賑わうようになり、まちは大きくなりました。
そして、100年が経ち、人口が減少し少子高齢化が社会問題になる時代となりました。これからの時代にふさわしいまちづくりが必要になっています。その新しいまちづくりで駅が担うべき役割を果たしていきます。

「まちを育てるまちづくり」を駅から始める
これからのまちづくりは、まちを育てること。さまざまな社会問題の解決へ向けて、できることから取り組むことで、地域の活性化や住みやすい環境づくりへとつなげていきます。
駅にしかできないこと、駅だからできること。公共交通の結節点であり、あらゆる人が利用できる場所であることを活かしたサービスを提供し、新しいまちづくりへとつなげていきます。

えきから始まるまちづくりは、この宣言からはじまりました。
地域性や歴史性を踏まえたまちづくりを駅から始めることで、駅が「身近な場所」「快適な場所」「楽しい場所」になり、多様なコミュニケーションが生まれる場所へと進化していく。そして「安全安心」「賑わい」「交流」「まちブランド」「誇り」へとつなげ、まちを豊かに育てていきます。

枚方市駅周辺再開発
プロジェクト

コンセプト

The20-minute neighborhood
HIRAKATA

交通結節点で多くの人で賑わう枚方市駅に、日々の暮らしを支え、豊かな暮らし方と働き方を実現するための機能を揃え、社会課題の解決へとつなげていく。
これからの駅は「移動」の中心から、お客さまにサービスや商品を通じて新たな価値を提供する、まちの結節点「拠点」へと進化し、人々の賑わいと活気を生み出し、その効果をまちの再生に波及させていくことが必要になってくる。
これまでの「公共性」の概念を超えた、新しい「公共性」を備え新しい価値を提供する駅にすることで、社会課題の解決にもつながっていくと信じて。
多くの人が徒歩・自転車・公共交通などを使って20分ほどでアクセスできる枚方市駅を、人々の暮らしに役立つ、ついつい行きたくなる、枚方での豊かな暮らし方と働き方を集めた拠点へと育てていく。

コンセプト

江戸時代、枚方は京都・大阪間の水陸交通の要衝として、多くの旅人が集まり、賑わう場所でした。京街道には、旅籠、茶屋、料理屋が建ち並んでいました。淀川では、枚方を通過する三十石船に漕ぎ寄せて、食べ物や酒を売る茶船「くらわんか舟」が名物となっていました。そして今、枚方市の人口は40万人を超えています。枚方市駅は京都・大阪間を走る京阪電車最大の中間駅です。周辺には、大学、病院、市役所など多くの人が集まる場所があり、多様な世代の人々が利用する駅となっています。
枚方は昔も今も、多くの人が集まり交流するDNAを持っています。

枚方のまちを育てるまちづくりのキーワード

01. 駅の拠点化
快適で便利で楽しい枚方市駅をまちの顔に育てる。
02. コンパクトシティ
「職・住・遊」の機能を備えた交通結節点。枚方市駅に行けば暮らしに必要なものを揃えられる機能を集める。
03. ウォーカブル
人が集まるパブリックスペースを中心に回遊性を高めて、居心地がよく、歩きたくなるまちを形成していく。

枚方市駅周辺まちづくりのこれまで

30年以上考え続けた
枚方市駅周辺の開発

枚方市駅周辺の再開発を
時系列で振り返ります。

定点観測で変化する様子が分かる

徐々に変化する
枚方市駅周辺

枚方市駅周辺地区市街地再開発事業の工事を
定点写真と動画で振り返ります。

枚方市駅周辺再開発とは?

求められる都市機能の更新

枚方市駅周辺は、昭和40年代に市街地再開発事業の先駆けとして、いち早く土地の高度利用や都市化が図られました。そして経年とともに老朽化が進む建物もあり、防災上の課題を抱えるほか、交通機能の脆弱性などが課題になっていました。今後、より一層の少子高齢社会・人口減少社会を迎えるにあたり、ライフスタイルやニーズの変化に対応した都市機能の更新が求められています。

一方、枚方市駅の社有地の活用については、30年以上も前から自社開発での計画を検討しており、京都と大阪を結ぶ京阪本線の中核都市である枚方市の魅力向上につなげるための開発とすべく、さまざまな視点での最適化を目指していました。
そのようななか、枚方市駅の駅前広場を拡張するために、市街地再開発事業として社有地を含めた駅前を一体的に開発できないかと枚方市から申し入れがありました。課題等もありましたが枚方市の魅力向上を実現するため、再開発事業に協力することになりました。
2020年3月、「枚方市駅周辺地区市街地再開発組合」が設立され、京阪ホールディングス㈱、京阪電気鉄道㈱、京阪電鉄不動産㈱が参画。京阪グループが区分所有する第3工区において駅と一体となる商業、オフィス、ホテル、住宅、行政等の機能を備えた複合施設の整備を推進し、2024年5月31日、駅と一体となる複合施設「ステーションヒル枚方」が竣工しました。

枚方市駅

枚方市は、京阪線のほぼ中央に位置する、人口約40万人の中核都市であり、枚方市駅は北部大阪エリアを代表する一大ターミナルです。枚方市駅周辺の再生は、沿線全体への大きな波及効果が期待されます。

枚方市駅の乗降人員

京阪電車
3

バスの1日あたり発着便数

京阪バス
1,000便/日

枚方市駅周辺のエリアマネジメント

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