どうGOODなの?
地産地消による地域経済の活性化、
地域への愛着につながる
㈱京阪百貨店が沿線の農家と直接契約をし、市場を通さず仕入れることで、収穫から店頭に並ぶまでの期間が2~3日短縮。新鮮な野菜を価格を抑えて提供可能にしています。また、物流にのせられる量を生産することが難しい、希少な農作物も仕入れ可能に。門真の伝統野菜であり一時は幻ともいわれた「門真れんこん」や、枚方にかつてあった“すもも団地”で最後の1軒となった農家が作る「枚方すもも」なども販売しています。
こうした地産地消を推進することで、地域経済の活性化と、地域への理解や愛着を深めることに貢献しています。

「収穫後損失」などの
生産・サプライチェーンにおける
食糧ロスの削減
京阪沿線にかつてあった田畑は住宅地へと変わっていき、現在も農業を継承している農家はどんどん小規模なものとなっています。そのため、有機栽培や希少品種など商品価値が高くても物流にのせられず、せっかく育てたのに売れ残ってしまう、という課題を抱えていました。㈱京阪百貨店では、希少だからこそあえて特設コーナーを設けず、各農家さんが毎週納品可能な物量を並べ、お客さまにお買い求めいただけるよう工夫をこらしています。新鮮なものを新鮮なうちに売り切ることで「収穫後損失」などの生産・サプライチェーンにおける食糧ロスの削減につなげています。

サステナブルな食生活を目指して、
地域と連携した食育活動を実施
2007年から㈱京阪百貨店主催の食育活動を開始し、農業体験(門真れんこん掘り、いちご狩り等)や大阪中央卸売市場見学ツアー等のお客さま体験型ツアーを数多く実施してきました。2016年からは、相愛大学と連携した「食育フェスタ」を開催。他大学やJA、㈱カゴメなども加わり、今では関西最大級の食育フェスタとなり、改めてサステナブルな食生活について考える機会を皆様に提供しています。今後は、「京阪沿線つながる、つなげる農業」と連携した食育活動を行っていきます。

取り組みへの想い
時代と共に京阪沿線にあった田畑が失われていくなか、少しでも沿線の農地を継承していくお手伝いができればという思いで「京阪沿線つながる、つなげる農業」はスタートしました。
「門真れんこん」や「枚方すもも」のほかにも、自然任せの原木椎茸にこだわった有機の原木椎茸「森育ち」など、京阪沿線で採れた野菜や果物にお客さまからの反響も大きく、「その地域を知ってる」「そこでこんな野菜を作ってるのね」とお声をいただくようになりました。
これからも、京阪グループと農家さんが手を取り、沿線農業の活性化になる活動を続けていきたいと思います。
㈱京阪百貨店
