京阪グループの取り組み

中之島エリアを軸にアートを通じて人々の心のつながりを広げる

堂島川と土佐堀川に囲まれた中之島は「水都・大阪」を代表するエリアの一つであり、美術館や科学館などの文化・芸術施設が数多く立ち並んでいます。「キテミテ中之島」は、同エリアの活性化施策として「アートをきっかけに中之島を訪れた人たちに『中之島=文化・芸術の地』とあらためて感じていただくとともに、中之島の魅力を広く発信する」というコンセプトのもと2012年から開催しています。

中之島エリアの文化施設や企業などとの連携を図りながら、アート作品の募集・共同制作や展示、体験・学びなどの多様なイベントを実施しています。具体的には、中之島線各駅を美術館と見立てて、一般参加者、アーティストやワークショップ参加者が創作した芸術作品を展示したり、アーティストや連携施設とともに、中之島エリアの歴史や文化を体験する学びのワークショップ等を行ったりしています。アート作品の募集では、沿線等の幼稚園や学校、福祉施設に作品制作を依頼し、アーティストが施設に赴いて共同作品を作るなど、次世代との結びつきやインクルーシブな社会の実現にも積極的に取り組んでいます。その中で、参加者が後年、子供とともにイベントに再訪するなどの世代循環も生まれています。沿線内外の子供から大人まで幅広い年齢層が参加し、作品制作などに取り組む過程で共に次の時代を考え、さまざまな学びや成長、感動を生む、創出の場になっています。

「キテミテ中之島」では、参加者とのコミュニケーションを大切にし、その交流を通して、気づきを得て、共に未来を創造していくことで、人と人との心のつながりが広がるよう取り組んでいます。今後もアートを通じて、地域の方々との交流を図りながら中之島エリアの魅力の発信に取り組んでまいります。

アート
該当するプロジェクトガイドライン
  • 1GOOD forHealth
  • 2GOOD forMinds
  • 3GOOD forLocals
  • 4GOOD forSocial
  • 5GOOD forEarth
該当するSDGs目標