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#05

【事務系総合職】
中堅社員
流通 × 運輸

経済学部 卒
株式会社京阪流通システムズ
成長推進室 兼 枚方事業準備室 兼 共創推進室 マネージャー 兼
京阪ホールディングス株式会社 枚方市駅周辺開発室 課長補佐

商学部 卒
京阪電気鉄道株式会社 経営企画部(企画)

※社員の所属や掲載内容は、取材当時のものです。

Interview

経済学部 卒
株式会社京阪流通システムズ
成長推進室 兼 枚方事業準備室 兼 共創推進室 マネージャー 兼
京阪ホールディングス株式会社 枚方市駅周辺開発室 課長補佐

これまでの経歴
  • 2011年7月~㈱京阪ザ・ストア 店舗運営
  • 2016年4月~第一営業部 商品政策グループ 商品統括(バイヤー担当)
  • 2018年7月~京阪ホールディングス㈱ 経営企画室
    経営戦略担当(全社戦略)
  • 2022年7月~現職

商学部 卒
京阪電気鉄道株式会社 経営企画部(企画)

これまでの経歴
  • 2016年7月~京阪電気鉄道㈱ 営業推進部 運転課(車掌)
  • 2016年12月~㈱京阪ステーションマネジメント
    駅サービス部(駅サービス係)
  • 2017年8月~京阪電気鉄道㈱ 営業推進部 運転課(運転士)
  • 2018年7月~㈱京阪ステーションマネジメント 管理部 総務担当
  • 2019年10月~駅サービス部 サービス推進担当
  • 2021年9月~営業部 枚方エリア 助役
  • 2022年7月~現職

※社員の所属や掲載内容は、取材当時のものです。

Q1 自身の就職活動や京阪HDに入社された理由について
教えて!

大学で駅直結の商業施設が地域に与える影響について学んでいたのがきっかけで、「点」ではなく「面」での開発やまちづくりに取り組む鉄道系グループに興味を持ちました。また、生まれも育ちも天満橋なので、幼少期から京阪電車に慣れ親しんでいたこともあり、京阪ホールディングスへの入社を決めました。

就職活動中は、業態が広く、関西に根差した企業を中心にみており、インフラ系や行政関係を主に志望していました。その中でも、自分の生まれ育った場所である京阪沿線は、幼いころから身近に感じていました。くずはモールがリニューアルオープンしたことによって、まち全体の雰囲気が変わっていったことも印象に残っており、実際に就職活動を始めて、京阪を働く場所として考えていく中で、人の暮らしを豊かにできる業態に興味を持つようになりました。また、面接時の人事担当者の雰囲気の良さにも惹かれ、最終的に入社を決めました。

Q2 いまの仕事について教えて!

京阪流通システムズでは、成長推進室において各施設の売上管理やテナントリーシング、カード会員の分析に加え、枚方・淀屋橋プロジェクトのリーシングや運営計画の策定などを担当している他、商業施設の運営管理のノウハウを活かして、沿線の廃校や遊休地での開発の検討など、新規事業にも携わっています。また、同社で兼務している共創推進室の立場では、樟葉駅前広場の活用や守口・門真のまちづくりにも取り組んでいる他、京阪ホールディングスの枚方市駅周辺開発室として、枚方市駅に開業する新施設に入居するテナントリーシングも担当しています。

鉄道の企画部門で、京阪電車のお客さまを増やすために、企画乗車券や鉄道関連商品の企画など、様々な施策の立案から調整、実施までを担当しています。特に、京都エリアを中心に観光資源が豊富であることが京阪沿線の大きな特徴なので、インバウンドのお客さまに京阪電車を使ってもらうための施策には力を入れています。具体的には、企画乗車券を作って国内外で販売を行ったり、旅行会社サイトやSNS上でのプロモーションなどを実施しています。実際に海外の旅行博などに参加し、旅行会社向けに直接営業を行うこともあります。また国内向けには、ホームページやLINEアカウントで、駅の構内図やバリアフリー情報、臨時列車やイベントなどの情報も発信しています。その他、ラッピング電車といったコラボ企画や電車を使った体験イベントなど、京阪電車にお客さまを呼び込むためのイベントも企画しています。

Q3 これまでの仕事で
印象に残っている
エピソードを教えて!

現在も継続して取り組んでいるものですが、樟葉駅前広場の活用を検討する過程は、印象深い仕事の一つです。これまで、樟葉駅前広場では、鳩による糞害が問題になっていたことや、広場でありながらも道路認定されていることでイベントを開催できないなど、駅前広場のポテンシャルを活かせずにいました。この駅前広場を賑わいあふれる空間にすべく、枚方市や京阪グループ、そして駅前広場に関わる企業や地域事業者と一緒に、担当者として取り組んでいます。いまでは、広場の天然芝生化が決まり、広場活用の活性化を目指した協議会を立ち上げることができましたが、当初は思ったように計画が進まず、想定外の事態も多々ありました。その中でも、関係者との対話を厭わずに意思疎通をきちんと図ること、労力と時間を惜しまずに実証実験を主体的に進めることを大切にしながら、「賑わいあふれる空間」を目指して地道に取り組んできました。その甲斐あって、現在では駅前広場活性化への機運が醸成され、関係するみなさまと同じ方向性を向くことができたと実感しています。

2023年夏に行った、ひらかたパークのイベントとのコラボ企画は、特に印象的な仕事でした。当初、ひらかたパークで人気キャラクターの展示を行うという情報を知り、鉄道部門としてもお客さまを呼び込む施策につなげられないかと考えはじめ、京阪電車のフリーチケットと駅を巡るクイズラリーをセットにして、ゴール地点のひらかたパークで景品がもらえる企画を提案しました。でも、それだけでは何か物足りない。この企画をさらに盛り上げるべく、駅にフォトスポットを設けることになり、これが予想以上の反響につながりました。中でも、三条駅の駅看板で実施した期間限定デザインは、Twitter(現X(エックス))で発信すると、11.8万いいね、806.1万閲覧を記録し、瞬く間に話題に。鉄道の看板は、お客さまを案内するための重要な役割を持つものなので、本来簡単に手を加えられるものではありません。今回も、各所への許可取りなど、実施までの道のりには、たくさんのハードルがありましたが、制作チームや鉄道の担当者等と調整することで、実現にこぎつけました。実現までは苦労もありましたが、実際にお客さまが足を運んでくださっているのを見たときには、「やって良かった」と感じました。

Q4 仕事のやりがいや
面白さを教えて!

「点」ではなく、「面」でまちづくりをしていくことはもちろんですが、さらにその「面」と「面」をつなげることができるのが、京阪だと思っています。そのような広がりのある仕事をしていく中で、まちづくりは一事業会社だけで完結するものではなく、行政や民間事業者、そして住民の方々といった、多くの方と力を合わせながら進めていくことが大切だと実感しています。ひとつの理想が実現したら、また次のステップや課題が見えてくる。難しい仕事ではありますが、社内外を問わず、「まちを良くしたい」という熱い想いを持っている人たちと仕事をしていくことは、とても楽しく、やりがいも大きいです。

自分たちが企画したイベントに、実際にお客さまが参加してくださったり、楽しんでくださっている姿を目にすることは、この仕事をする中で、一番やりがいを感じる瞬間です。また、日々の業務では、どんな仕事も実際にやってみることで、その仕事特有の経験を通して、それまで知りえなかった知識や考えを得ることができるだけでなく、仕事を通じた人間関係が広がっていくことに面白さを感じますね。実際、車掌や運転士といった現場での経験が、いまの仕事でも、企画したり実施に向けた調整をする場面で、直接活きていると感じています。

Q5 京阪HDって、どんな会社?

入社前から、京阪は「優しく柔らかいヒトが多い」「新しいことに取り組ませてくれる」といったイメージを持っていましたが、入社後、様々な仕事に携わってきた現在も、そのイメージは全く変わっていません。実際、流通業に関わる新規事業を担当する中で、ある程度自由に仕事を進めることができており、趣味や普段見聞きすることも活かしながら、自分が経験したことや考えたことをもとに、新しい企画を立てていくことができる会社だなと、感じています。

入社前から、事業領域が広い会社であるため、様々な経験ができるだろうとは思っていましたが、入社してみると想像以上でした。単に事業領域が幅広いというだけでなく、一つの事業の中にも、思った以上に様々な業務があり、実際にいろいろなことを経験させてもらえ、任せてもらえる環境です。私の場合、運輸業に関わる仕事を多く経験してきましたが、運転士の仕事と現在の企画の仕事では、仕事内容も働き方も全く異なります。一つの事業の中でさえ、幅広い経験ができる会社だと感じています。また、京阪沿線は、観光地やビジネス街、住宅地など、特色豊かなエリアなので、鉄道を利用される方も、日常使いのお客さまから観光で来られた海外のお客さままで様々です。多様なお客さまに対して仕事ができるからこそ、幅広い質感で企画を考えて、実施できることも京阪の特徴かなと思います。

Q6 あなたの思う
“京阪らしさ”ってなに?

「何事も自分たちでやってみる」のが京阪らしさかなと感じています。いま京阪グループが力を入れている「BIOSTYLE」のように、特に新しいことにチャレンジする場面では、 “京阪らしさ”を強く感じますし、それが京阪の強みでもあると考えています。

まず、業務領域の広さが大きな特徴だと思います。他のグループ会社に出向している同期の話を聞いても、同じ京阪グループとはいえ、それぞれが全く違う仕事をしていることに驚きます。まるで別の会社の話を聞いているようです(笑)。あとはやはり、働く人のポジティブな雰囲気ですね。入社後、初期配属で京阪電気鉄道に出向となり、現場経験が長い方々とうまくやっていけるのかな、と正直最初は不安な面もあったのですが、いざ働き始めるとみなさん本当に優しく、「将来、会社を背負って立つんやから!」と助けてくださったり、守ってくださるあたたかい職場で、安心していろいろな経験を積ませてもらっています!

Q7 ずばり、
京阪の好きなところは?

事業領域が幅広いので様々な経験ができるところです。実際に私も、小売業の現場や商業施設のデベロッパー業務に加え、京阪グループ全体の経営計画の策定まで経験することができ、川上から川下まで様々な業務を学ぶことができました。その経験が、新しいことへチャレンジする姿勢や柔軟な発想の下地になっていると感じます。

「チャレンジを認めてくれる風土」です。仕事をする上で裁量が大きく、年次に関係なく、実施規模が大きい仕事も、話題性のある仕事もしっかり任せてもらえます。また、社員同士の仲が良いところも、好きなところです。所属や年次に関係なく、みなさん気さくに話しかけてくれますし、入社してすぐに現場で運転士をしていたときも、車掌や運転士の先輩たちが一つひとつ丁寧に教えてくださいました。そんな優しい人ばかりですが、決してなれ合いの優しさではなく、いい仕事をするためにメリハリも大事にしていて、だからこそ互いに尊敬できる関係性だと思っています。

Q8 将来、どんなことをやりたい?

いまも一部関わっていますが、まだ京阪グループが挑戦していない分野も含めて、新規事業にチャレンジしてみたいですね。ゼロから新しいことを生み出すことは、実際とても難しいと思います。それでも、これまで培ってきた流通業や経営戦略の経験を活かし、既存事業のノウハウをベースに社会課題解決を目指した事業を生み出していきたいという想いが強くあり、価格だけではなく、社会的な意味や付加価値の観点で、選ばれる商品やサービスを世に届けていきたいという想いが強くあります。京阪だからできること、京阪としてやらなければならないことを、自分が先頭に立ってやり遂げたいと思っています。

入社したときから、いつか企画部門で働きたいなと思っていたので、いまの仕事はまさにやりたかったことで、当初やりたかったことは一旦できたかなと思っています。これから先はまだ抽象的ではありますが、鉄道部門に限らず、これまで培った経験を活かしていきたいと考えています。例えば観光コンテンツの開発など、京阪の魅力を作り出し、より一層磨き上げるような仕事に携わっていきたいです!

Q9 あなたが大事にしている
「目線」とは?

常に自分の「目線」を客観的に把握することを大切にしています。同じ環境に居続けると「目線」に変化が起きにくいと感じていて、社外に出て様々な人と会話したり、一緒に仕事をすることで、新しい気づきを取り入れながら、自分の「目線」をアップデートするようにしています。

何事においても「いいところを見つけること、そして楽しむこと」です。この目線は、京阪電気鉄道で一緒に働いてきた社員から影響を受けた部分が大きいなと思っています。とても楽しそうに仕事をしている人が多くて、そんなみなさんを見ているうちに、次第に自分の目線になっていったという感じですね。

会社で働くことは「与えられる仕事をする」イメージもあるかもしれませんが、京阪ホールディングスは「自分でしたい仕事を自分でつくることができる」会社だと感じています。それは、若いうちから責任ある仕事を任せてもらったり、組織や上司が新しいことにチャレンジすることに寛容だからだと考えています。「様々なことに取り組んでみたい」「新しいことに取り組んでみたい」と思える人は京阪に向いていると思いますし、ぜひ来ていただきたいです!

私の場合、まちづくりがしたいと思って入社しましたが、新入社員研修を受ける中で鉄道事業の魅力に気づき、配属希望面談では「鉄道事業に携わりたい!」と強く希望しました。京阪ホールディングスでは、3ヶ月間の新入社員研修をはじめ、入社後も様々な事業を知る機会があるので、就職活動中には想像もしていなかったことに興味がわいたり、知らなかった自分の強みを知ることもできると思います。入社前のやりたいことだけにとらわれず、入社後もいろんな分野に興味を持って働いていくと、自分の世界が広がっていくのではないかと思います。いつかみなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

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