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先輩と後輩

Dialogue at favorite restaurant

「じゃあ、メシでも食いながら話そうか」
美味しい料理とお酒があれば、先輩後輩の距離がグッと近くなる。
「流通」と「不動産」、異なる事業に携わる2人が、それぞれの思いや考えを語り合う。

先輩

2010年入社
経済学部卒

株式会社京阪流通システムズ
枚方事業準備室 副部長 兼
京阪ホールディングス株式会社
枚方市駅周辺開発室 課長補佐

後輩

2018年入社
システム情報工学研究科 修了

京阪建物株式会社 AM部

※社員の所属や掲載内容は、取材当時のものです。

先輩と後輩1TALK

【1軒目】
出向先でやりたい仕事ができる楽しさを語る後輩。その表情に迷いはない。

前に一緒に飲んだのって、入社1年目のときだったっけ? 俺が先輩のYさんと飲んでいたところに来てくれて。

そうです。当時ホテルの開発を手がけていたY先輩が誘ってくれて。

Yさんは面倒見がいいからね。彼からいろいろ学べたんじゃない?

はい、あの先輩は本当にレジェンド。仕事のイロハを全部教わりました。

そうだろうね。Yさんは不動産開発の実績もすごいけど、後輩を交えて自主的に不動産の勉強会を開くとか、とにかく熱意がある。正直、すごいと思う。

かなり労力をかけてくださったと思います。そうやって育ててくれる方がいてありがたいですね。

で、今どんな仕事やってるの?

今は京阪建物のAM(アセットマネジメント)部で、不動産の新規取得や開発を担当しています。物件の情報を収集し、取得に向けて検討・調整を行いながら、合意を取り付けていく仕事です。

契約締結できたときは、うれしいよね? アセットマネジメントの醍醐味というか。でも、その業務って大変なことも多いんじゃないの?仕事、キツくない?

いや、全く。めちゃくちゃ楽しいです。不動産開発のセオリーを教えてもらえますし、経験を積むにつれ、携われる範囲も広くなってきて、面白いです。

常に新しい物件開発をやっていくのって、難しい仕事でもあると思うけど、入社前からそういう仕事に興味があったの?

「不動産をやりたい」と思って入社しました。元々まちづくりに興味があって、大学院でも都市計画を専攻していました。就職活動をする中で、ゼネコンやデベロッパーと違って、沿線を軸に経年的にまちづくりへ関わることができる京阪を志望するようになって。当時、関西の会社は京阪しか受けていませんでしたが、東京にはない“温かみ”もすごく魅力的でした。

じゃあ、入社して今まで、ずっとやりたい仕事にそのまま就いてるってことか。希望していた仕事だから、あまり悩みも不安もない?

そうですね、不安はないですね。むしろ、もっと経験を積みたいです。京阪建物はホールディングスの新入社員がほぼ毎年出向してくる会社でもあるので、後輩たちを指導する立場でもありますし。

後輩の育成も含めて、今は質・量ともにもっと仕事をしっかりやりたいと思ってるんだね。すごいな。もしかして、これまでに仕事で失敗とかミスしたことってないの?

ありますよ、失敗。入社して、割と早い時期に取引先との対人関係で失敗して。自分の知識不足が原因だったのですが、相手をかなり怒らせてしまって。それ以降は、同じ失敗をしないように相手の立場をしっかり考えて行動するようになりました。物件の仲介会社も含め、利害関係が異なる会社同士が、それぞれ何を最高到達点としていて、どこを落としどころとするべきかを、一歩引いて考えられるようになりました。

2人が注文したメニューは・・・

黒豆あんこのマスカルポーネチーズと
サツマイモチップ

たこのバジルマリネ

真鯛のカルパッチョ

石窯ピザ マルゲリータ

海老ときのこのアヒージョ

魚介と旬野菜のペペロンチーノ

全員が納得できて、みんなが喜べる仕事がベストだけど、実際はうまくいくときばかりではないからね。早いうちにそういう経験ができたのはよかったね。

自分が上司や先輩のようになれるかどうか、今はまだ分からないですが、もっと経験を積んで、自分が課長とか部長くらいになったときに、沿線の再開発やまちづくりをやりたいと思っています。再開発といえば、先輩は今、「枚方市駅周辺再開発」に携わっていますよね。

うん、京阪流通システムズと京阪ホールディングスの兼務という立場で担当している。入社以来ずっと流通の立場だけど、流通は、人が集う、活気あふれる施設を作って、そして運営していく仕事。不動産のように、物件取得は手がけたことがないから、関わり方はかなり違うけどね。枚方の再開発では、商業部分のコンセプトワークやマーチャンダイジング、リーシング(テナント誘致)などを担当していて。

面白そうですね!「枚方市駅周辺再開発」は2024年度に竣工予定ですよね。あの、先輩・・・もう1軒行きませんか?お時間大丈夫でしたら・・・

行きますか!じゃあ、京橋にいいお店を知ってるから、そこでどう?

ありがとうございます! 是非!

2軒目行きますかっ!

天満橋から京橋

2軒目に到着!
まずは、乾杯〜。

先輩と後輩2TALK

【2軒目】
“人脈づくり”がやりたい仕事を実現する近道。先輩はそうエールを送る。

わぁ、いい雰囲気のお店ですね。

友達がオーナーをやってるお店で。料理、めちゃくちゃ美味しいよ。で、何を聞きたいの?

さっき話してた「枚方市駅周辺再開発」のことも聞きたいですけど、先輩って「くずはモール」や「京都タワーサンド」とか、福岡でのプロパティマネジメント事業とかいろいろやられてたんですよね?元々流通に興味があって、京阪に入社されたんですか?

就職活動を始めたころは、食品メーカーや飲食業界を考えてた。学生時代にアルバイトの関係で調理師免許も取ってたし。だから、偶然大学の学内セミナーで京阪の流通業の話を聞いて「京阪って、そんなこともやっているんだ、面白そうだな」と思ったのがきっかけ。

調理師免許も持ってらっしゃるんですか!そのセミナーで何が響いたんですか?

正直、京阪ってこんな“面白い会社”やったんか!って思った。当時は、鉄道事業しか認識していなかったけど、まちづくりに商業施設、レジャー、不動産といろいろな事業を手がけている。この会社に入社すれば、まるで転職するかのように様々な事業に携わることができるんじゃないかって。結局、今のところ流通一筋だけどね(笑)

それだけ流通って奥が深い仕事なんですね。

そうだね。流通の中でもいろいろな仕事を経験してきたけれど、特に「京都タワーサンド」は印象的だったな。立ち上げから関わって、京都タワーがリニューアルオープンしたときは、まだ29歳だった。自分が施設の代表者なのに役職名がなかったから、急遽「館長」に任命されることになって。京都タワーは50年ぶりのリニューアルということもあって、テレビや新聞、雑誌からの取材も多かったのだけど、そのたびに取材陣から「この方が館長?!」って驚かれた(笑)

ずいぶんと若い・・・「館長」誕生秘話ですね。

2人が注文したメニューは・・・

赤エビとオクラのなめろう

牛タンの燻製

蓮根まんじゅうの湯葉あんかけ

お刺身盛り合わせ

今思えば、かなりボリュームが大きく守備範囲の広い仕事だった。だから当時は無我夢中でやり遂げた。その経験を踏まえて、今はどのタイミングで何をしておけば物事がスムーズにいくのか分かるから、さっき言ってたとおり、経験って大きい。

流通の仕事って実際にどんなことをするんですか。

大きく4つかな。営業と販売促進と設備保守と総務がある。営業っていうのは、施設に入居するテナントをリーシングすること。その上で、入居してもらったテナントの売上管理やサポートをする。販売促進は広告宣伝やイベント企画を通じた施設への集客の仕事で、「京都タワーサンド」のときは、限られた予算の中で地域性のある面白い企画をしようと、京都出身のバンド「くるり」が毎年京都で開催している音楽フェスにラジオ局を巻き込んで、「京都タワーサンド」でコラボイベントを開催した。お客さまもたくさん集まって、音楽フェスの会場で、フェスの最後に京都タワーを点灯させた演出も思い出深い。

京都タワー点灯!それは盛り上がりますね。

音楽フェス側や京都タワーといった関係各社や自社チームのメンバーも賛同してくれて、それぞれが自発的に行動してイベントを盛り上げてくれた。みんなに助けてもらってできたイベントだと思う。自分ひとりでできることは限られているから、周囲と一緒に作っていくことは常に意識しているかな。

企画を考える場面で、大切にしていることってありますか?

企画や案件のコンセプトを考えるときには、自分の目線やセンスを信用しないってことかな。実際にその施設を利用するお客さま、ターゲット目線で考える。その方が正解に近いと思っていて。ただし、自分がネガティブな印象を持ったものについては基本的に進めない。そういうときの “勘”は、当たるから。
他には、関係する人たちの納得を得るための努力は怠らないようにしている。自分の仕事が発端になって新たな仕事や雇用が生まれることもあれば、その逆もあるからね。普段仕事で大切にしていることってある?

好奇心ですかね。いろいろなことを知り、経験したいと思っています。関西だけでなく、東京や札幌、福岡など、他のエリア、市場もみてみたいですし。やっぱり、今の役職でできることはまだまだ少なくて、役職が上がったときにいろいろできる状態でありたい。そのときに備えて、今は広い視野で経験値を蓄えたいと思っています。とはいえ、今、何が足りないのかは明確に分かっていないですけど。

京阪グループ以外の会社を含め、横断的に動ける人脈を作っていけると、将来的に大きな仕事ができるんじゃないかな?京阪ホールディングスって、官公庁や外部団体に出向経験のある人も結構いる。だから、諸先輩方が築いてきた関係性やノウハウは存分に生かしていったらいいと思う。仕事を接点に、先輩も含めて様々な強みを持った人に味方になってもらう。一緒に戦ってくれる上司ほど、ありがたいものはないからね。

なるほど!横断的に動ける人脈づくり・・・今後の課題です。がんばります。

で、そうやって経験を積んで、将来どんなことをしたいの?

まだ漠然としていますが、沿線のまちづくりを一体的に進めていけるよう、沿線の自社物件を増やしながら、京橋や天満橋の駅周辺など、京阪として理想的なまちづくりを目指したいですし、そういう仕事に自分も携わりたいですね。

それは同感だな。大阪の「キタ(大阪・梅田周辺)」「ミナミ(難波・心斎橋周辺)」に続くゾーンとして、京橋~天満橋、少し広げて中之島あたりまでに「ヒガシ」って呼んでもらえるようなゾーンを作っていきたい。“個の面白さ”が集積しているこのエリアに、スポーツアクティビティや関連するアパレル、ギアショップ、飲食などの集積エリアを形成できたらな。“個”と京阪のそれぞれの目線で協力し合って、面白いまちづくりができたらと思う。

いいですね!そのための横断的に動ける人脈づくり・・・道筋が見えてきたような気がします!
先輩、また誘ってもいいですか?

誘ってくれたら、いつでも行くよ。

いいんですか?ありがとうございます!じゃあ、次回は・・・

これまで、自分が長期的にどうありたいか、あまり考えたことがありませんでした。年次を重ねる中で、様々な要因で結果を出せない仕事があることも知り、他の人はどうやってモチベーションを保ち、乗り越えていくのか、話を聞きたいと思っていました。先輩は、ビジョンも実績も経験もあります。将来に向けてのヒントをたくさん教えていただいたように思います。
就職活動中のみなさん、京阪にはこんな魅力的な先輩がたくさんいます。是非、エントリーシートを出して、会いに来てほしいと思います。

久しぶりに彼としっかり話して、仕事上の課題を冷静に考え、自分で解決できるタイプだなと思いました。率直にすごいと思うし、そのまま真っ直ぐに成長してほしい。実際、京阪にはいろいろなタイプの人がいます。違う目線や異なる個性、ある意味“異質”なものを受け入れることで、企業の体質が強くなると考えている会社。もちろん、鉄道という安全・安心を第一とする事業を担保した上での話ですが、100年先を見据え、新たな価値を創造するためにも、新しい目線を求めているのではないかと思います。
縁があって仕事をご一緒できること、そして、みなさんの就職活動が納得できる結果になることを願っています。

<1軒目>

天満橋リバーカフェ (天満橋)

大川を眺めながら、魚介イタリアンを楽しめるワインバル。
お昼はお得なランチセットも。

どれも人気メニュー。
ワインを飲まれない方も満足いただける、充実のお食事メニュー。
「黒豆あんこのマスカルポーネチーズとサツマイモチップ」は、
ワインとの相性バツグン。
ランチは月替わりのパスタや牛タンステーキなどをご用意。

<2軒目>

雷市(Lychee) (京橋)

大人の隠れ家的「大衆モダン割烹」。
こだわりのお刺身と“映える”人気の定番メニューを楽しめる。

仕入れにこだわった自慢の海鮮と季節にあわせた創作料理。
どれもお酒のおつまみに最適。
京橋にお越しの際は、是非。