京阪グループの取り組み
森林資源の循環利用を推進、「苗木を還そうプロジェクト」も開始
ゼロ・コーポレーションは、2012年より注文・建売住宅に関わらず全棟において、通し柱・管柱・小屋束・腰壁柱に国産材(宮崎県産材)を使用することで、日本の山や森林を守り育てるとともに、CO2削減に取り組んでおります。
山や森林を守るためには、植林し、山を育て、伐採するサイクルを継続して行うことが大切ですが、輸入材との競合等による国産木材需要の減少や価格の低下、それにともなう山や森林の所有者の高齢化や意欲減退、林業の担い手不足等の課題を抱え、循環サイクルがうまく機能していないのが現実です。また、近年は自然災害の頻発やパンデミックなど想定外の事象の発生により、事業継続に不可欠な原材料の供給が遅れる、不足するといった事態にもつながり、サプライチェーン構築も急務となっています。
当社は、これらを現状を背景に、公益的機能発揮に向けた多様な森林づくりや林業の担い手の確保育成を図り、森林資源の循環利用を推進するとともに、より堅固なサプライチェーンの構築を目指して、宮崎県・同森林組合連合会・同木材協同組合連合会と、上記を目的とした包括的な連携協定を2020年12月18日に締結いたしました。
また、翌2021年より、当社が1年間にお引渡しした棟数に使用した柱の本数分に必要な苗木を山に還す「苗木を還そうプロジェクト」も開始いたしました。このプロジェクトを通して、再造林の支援およびCO2吸収にも取り組むとともに、宮崎県の林業・木材産業に精通した未来のリーダーを育てる「みやざき林業大学校」(宮崎県美郷町)のサポートチームにも参加し、再造林を支える新たな林業従事者の育成にも寄与し、健全な山や森林の循環サイクルに貢献いたします。
【参考】寄付初年度(2021年度)に関する数字
- 寄付額 4,620,800円 ※361棟分
- 寄与する苗木本数(2022年度植林)57,760本 ※理論値
- CO2吸収量 樹齢2年目・28ヘクタール分 ⇒ 約 338t-CO2(2023年度) ※理論値



該当するプロジェクトガイドライン
- 1GOOD forHealth
- 2GOOD forMinds
- 3GOOD forLocals
- 4GOOD forSocial
- 5GOOD forEarth
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