京阪グループの取り組み
外輪船ミシガン 窒素酸化物(Nox)の排出量削減と省燃料化
1982年4月2日に就航した『外輪船ミシガン』。これまでも琵琶湖汽船は長年にわたり母なる湖「びわ湖」の豊かさを守ってきましたが、より環境に配慮したクルーズをお客さまにお楽しみいただくため、2020年度、2021年度の2年間に渡り、機関換装(エンジン更新)をはじめとした設備の改装を実施します。
主な改装は次の3点です。
- 1主機関・発電機関をIMO(国際海事機関)国際条約II次規制対応のものに更新することで窒素酸化物(NOx)の排出量を15%~22%削減します。
- 2スラスター(船舶の推進装置の一部・主に船舶の出入港時に主に桟橋から離岸または桟橋に着岸するのに使用)に接続していた発電機1台を廃し、駆動用小型エンジンを増設することで燃料消費量が計算上10%削減します。
- 3改修工事前は軽油を燃料とする蒸気ボイラーで暖房や給湯していたものを、パッケージエアコンと電気給湯機を増設することで軽油使用量の削減を見込んでおります。
今回の改装を終えますと、NOxおよびCO2排出量の削減が同時に進められることになり、これまで以上に母なる湖「びわ湖」の豊かさをミシガンそのものでも守ってまいります。



該当するプロジェクトガイドライン
- 1GOOD forHealth
- 2GOOD forMinds
- 3GOOD forLocals
- 4GOOD forSocial
- 5GOOD forEarth
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