健康経営
健康経営の推進
健康宣言
京阪ホールディングス(株)および京阪電気鉄道(株)では、ESGを考慮した経営を推進するため、健康経営に関する取り組みを拡充しています。従業員が安心して能力を発揮できる環境・組織風土を醸成するため、2018年10月30日に「健康宣言」を制定しました。
2024年には京阪ホールディングス(株)が5年連続で「健康経営優良法人」に認定されました。また、(株)京阪ビジネスマネジメントが2年連続で「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」の上位500法人である「ブライト500」に認定されました。
健康経営優良法人2024認定会社

大規模法人部門 | 京阪ホールディングス(株)、京阪電気鉄道(株) |
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中小規模法人部門(ブライト500) | (株)京阪ビジネスマネジメント |
中小規模法人部門 | 京福電気鉄道(株)、京阪アセットマネジメント(株)、京阪建物(株)、(株)ゼロ・コーポレーション |
健康相談窓口

保健師による健康相談窓口を常設し、社員の声を聞き、適切な対応が取れる体制をとっています。また、社内では相談しにくい社員のために、一般社団法人日本産業カウンセラー協会のカウンセリングを無償で受けられる体制を整えています。
検診の拡充
女性従業員が定期健康診断と同時に巡回健診会場で乳がん(マンモグラフィ)・子宮頸がん(頸部細胞診検査)・卵巣がん(CA125)検診を受診できるようにするとともに、検診費用の一部を補助することで、検診を受けやすい環境を整備し、乳がん・子宮頸がん・卵巣がんの早期発見、早期治療を目指しています。また、風しん・はしか抗体検査・肝炎ウイルス検査・前立腺がん検査(男性が対象)、インフルエンザワクチン接種、京阪グループ健康保険組合「成人病検診」・協会けんぽ「生活習慣病予防健診」を定期健康診断と同時に巡回健診会場で受診できるよう環境を整備しています。あわせて、京阪グループ健康保険組合が人間ドックの費用を補助し、大腸がん検診(30歳以上が対象、便潜血検査)や胃がんリスク検査(40歳到達者が対象、ABC検診)を無償で受診できる取り組みを実施することで、がんの早期発見、早期治療を目指しています。
健康情報の提供、啓発
グループ誌や社内イントラネットで社員の健康に役立つ情報を定期的に発信し、従業員の健康に対する意識を高めています。京阪グループ健康保険組合が導入する健康情報提供サービス「PepUp」では、いつでも自身の定期健康診断結果、健康年齢、医療費、健康状態に合わせた記事等を閲覧することができます。
普通救命講習会や「生活習慣病予防」に関するセミナーのほか、「女性特有の健康課題」に対する知識の向上を目的として、性別、役職等を限定せず誰でも参加可能なセミナーを開催しています。また、乳がん・子宮頸がんを身近な健康問題と捉え、乳がん・子宮頸がん検診の知識を深めてもらうため、40歳・45歳・50歳に到達した女性従業員を対象に、乳がん・子宮頸がん検診セミナーを実施しています。
職場復帰支援・就業上の措置が必要な社員のサポート
メンタルヘルス不調により一時的に仕事を離れた社員が、スムーズに職場復帰できるよう規程を整備し、復職支援を行っています。復帰にあたっては、通勤訓練を実施するとともに、産業医、保健師、上司等との面談を丁寧に行っています。また、定期健康診断の結果、社員に異常な所見があった時や傷病により一定期間休業した社員が復職する時は、産業医の意見を聴取し、社員の健康状態に応じて労働時間、業務内容等に関する就業上の措置を講じています。就業上の措置を講じた場合は、措置が不要となるまで産業医、保健師等が定期的に面談し、社員や職場をサポートしています。
運動習慣の定着

従業員の生活習慣病を予防し、健康を増進するため、運動習慣の定着を目指しています。健康保険組合が主催する「PepUp」を活用したウォーキングラリーへの参加を推奨し、従業員に1日8,000歩以上の歩行を促しています。また、体力測定会や健康応援イベントを実施し、自身の体力等の状態を確認することで健康と運動に関する関心を高めています。
年度 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
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運動習慣者数 | 1,082人 | 1,597人 | 1,573人 | 1,851人 |
割合 | 41.46% | 55.55% | 57.10% | 67.16% |