どうGOODなの?


近江舞子の自然と調和する
持続可能なリゾート開発
「近江舞子プロジェクト」を進めている12haの保有地は、約50年前に京阪電気鉄道㈱が取得したもの。ほとんど手つかずだった自然をできる限りそのまま活かすため、「エバーグレイズ琵琶湖」の開発に先立ち、約2年をかけて自然環境調査を丁寧に行いました。着工後も地元住民の方々に協力を仰ぎ、近江舞子の本来の自然の形に沿うように造成、整備を実施し、人も自然の一部となって溶け合うようなアウトドアリゾートが完成。目の前に琵琶湖、背に比良山系を構える、雄大な自然の魅力を肌身で感じることができる施設として、お客さまにも地元の皆さまにもご好評いただいています。
2025年10月には、隣接地に「エバーグレイズ琵琶湖」と同様に本来の自然環境を活かしたキャンピングカー向けの車中泊施設「RVパークOMI-MAIKO TONES」もオープン。豊かな自然を満喫しながら充実した設備の中で快適に過ごすことができます。




自然を満喫しながら心が安らぐ
さまざまなアクティビティ
4haの広大な立地に作られた「エバーグレイズ琵琶湖」は、敷地内を散策するだけで近江舞子の自然環境を肌身で感じることができます。ゆったりと流れる水路には豊かな生態系が広がっています。
また、琵琶湖の内湖へとつながる水辺に面したウォーターフロントキャビンをはじめ、趣の異なる8タイプ、35棟のキャビンを用意。シャワーやシンク、電気グリル、ハンモックなど、上質な設備を使って贅沢なリゾートステイが楽しめます。さらに、野鳥や水生生物の観察、湿地帯を抜けて内湖へと漕ぎ出すカヌー体験など、春夏秋冬の自然を感じるさまざまなアウトドアアクティビティを体験しながら、心安らぐ時間を満喫できます。



生態系はそのままに、
地域活性化に貢献
事前調査で確認された希少な動植物については、京都大学、京都府立大学、京都先端科学大学の協力のもと、生息環境に適するよう保全に努め、施設完成後も健やかな共存を図っています。
例えば施設内の水路では、調査時に発見したヒトスジキソトビケラという絶滅危機増大種、コセスジゲンゴロウという重要種が、現在もそのまま生息しています。また、敷地内にあった植物重要種のノウルシは、別の場所に移植することで保全に努めました。滋賀県が希少種に指定する鳥であるオオヨシキリの姿も確認できます。
施設内の植栽や石積みは、地元の造園業者や石材職人に協力していただき、近江舞子の風土を感じられるよう設計。アウトドアリゾートの整備を通じて、近江舞子の豊かな自然を守りながら、にぎわいで地域の暮らしや営みにも持続性をもたらすことを目指しています。



ほかにもGOODなポイント!
近接する京阪電鉄不動産㈱の敷地には太陽光発電設備があり、1日平均で2,450kWh程度を発電。毎月4.5~10万kWhの電力を関西エリアへ供給することで、年間想定約330トンのCO2削減に寄与しています。
また、自然環境調査の一環として四季に応じたモニタリングプログラムも開催。有識者を講師に招き、現地での虫取りや、川で魚の観察、夜の昆虫観察など、地域の方々や子どもたちを対象に、季節ごとの自然観察のイベントを行っています。
取り組みへの想い
琵琶湖国定公園内に位置することから、開発のすべてが自然公園法の厳しい規制の中でのチャレンジでした。
さらに地盤の問題や、大雨・風雪による増水、倒木など、これまで都市開発で培ってきた工法や施設管理が通用しない場面も多く、施設オープン後も手探りの連続でしたが、いきいきと残る近江舞子の自然環境はかけがえのない魅力となっています。
「エバーグレイズ琵琶湖」ではぜひ、カヌーや水路沿いのキャビンで過ごし、星空を眺めながらのお食事や、朝日を眺めながらの入浴を楽しんでいただきたいです。また、冬景色の比良山系も格別です。
今後も、琵琶湖を一周するナショナルサイクルルート「ビワイチ」に面した立地を活かし、アウトドアアクティビティの拠点となるような施設やホテルなどの開発を段階的に行っていく予定です。
これからも引き続き訪れた方が心満たされるような、豊かな時間を育む場を創造していきます。
京阪電鉄不動産㈱




















