どうGOODなの?
こだわりの
有機カカオ豆を公正に取引し、
持続可能な生産に貢献
㈱ビオスタイルが運営する複合型商業施設 「GOOD NATURE STATION」内にあるオリジナルスイーツブランドパティスリー「RAU」。美しく並ぶスイーツに使われるチョコレートは、コスタリカ産の有機カカオ豆から作った自家製ビーントゥーバーチョコレートのみ。健康によいカカオポリフェノールを豊富に含んだ奥深い味わいのチョコレート菓子は、一口ほおばるだけで心も体も幸せを感じられます。
そして原料の有機カカオ豆自体も、ショコラティエール自らが厳選したもの。コスタリカの農園に直接出向き、生産者と共同開発したカカオ豆を公正な価格で購入。カカオ生産地の環境保護や労働環境改善に貢献するとともに、持続可能なカカオ生産の実現に向けて現地の方々と協働しています。

厳選した有機カカオ豆を
余すことなく使い切る
「GOOD CACAOシリーズ」
「RAU」のこだわりが詰まった有機カカオ豆ですが、チョコレートの製造過程では外皮(カカオハスク)は廃棄物となってしまいます。その量はなんとカカオ豆全体の約30%。食物繊維が豊富でポリフェノールやビタミン、ミネラルも含んだカカオハスクを捨てるのはもったいない、なんとか使い切れないかと注目したのが、同社のプライベート食品ブランド「GOOD NATURE MARKET」です。
カカオハスクを食品の原料にするための課題をいくつも乗り越え、開発した商品を「カカオのぜんぶ、まるごとおいしく。」をコンセプトにした「GOOD CACAOシリーズ」として販売。「GOOD CACAO」の商品開発によって、GOOD NATURE STATIONから廃棄されるカカオハスクは年間1,926.8kg(2024年度)減り、カカオに関わる多くの人の想いを大切にするとともに、食品ロス削減にも貢献しています。


カカオハスクの価値を高める
アップサイクルの良い循環
カカオハスクを原料に作られた「GOOD CACAOシリーズ」。カカオハスクが持つカカオ独特のコクや旨味、食物繊維やポリフェノールなどの栄養価を活かして、様々な商品を展開しています。たとえば国産の有機煎茶とブレンドしたカカオティーは、しっかりとしたお茶の味わいとともにカカオの香りが楽しめる不思議な感覚がクセになると大好評。またカカオカレーはカカオハスクの旨味が隠し味になり、より奥深い味わいになりました。単なる再利用を超えて新しい“おいしい”を生み出し、カカオハスクの価値を高めて産地に還元する、そんなアップサイクルの循環を目指しています。

取り組みへの想い
GOOD NATURE STATIONのオープン前、チョコレート製造後の廃棄物として大量のカカオハスクがテストキッチンに置かれているのを目にして、食品ロスを軽減しながら商品開発をしようと決めました。安心・安全な商品づくりを全うするためには、さまざまな検査や作業が必要で、困難な場面も数多くあったのですが、開発メンバーで励まし合い、妥協せずに開発を続けてきました。その結果、チョコレート関連企業様からも「各工程をここまで丁寧にしているメーカーは世界中を探してもGOOD NATURE MARKETの『GOOD CACAOシリーズ』だけだ」というお言葉をいただき、とても誇らしく思いました。
「GOOD CACAOシリーズ」は、カカオハスクの持つ旨味やコク、香りといった強みを商品に活かしています。特にカカオティーはお茶の旨味とカカオハスクの旨味を混ぜ合わせブレンドし、カカオ本来の香りを楽しめる一品になっています。これからも、新しい味わいや品質の高い商品を開発していくとともに、多くの方にカカオハスクの存在と「GOOD CACAOシリーズ」の活動を知って応援していただきたいです。
㈱ビオスタイル
