居酒屋使いもできるお好み焼き店
トマトのお好み焼きで有名な「京ちゃばな」は、一品料理も豊富で居酒屋使いにも対応してくれる店だ。ソースたっぷりのお好み焼きや焼き立てで提供される鉄板料理は、お酒のおともとしても最高。座席もゆったりとしているので、鉄板焼きをいただきながらくつろげるのもうれしいところだ。
テイクアウトメニューにも鉄板焼きがいくつかお目見えしていて、実に食欲をそそる。自宅でも好きな味を楽しみたいと思い、今日はテイクアウトでオーダーしてみることにした。
メニューは全部で7品。同店人気のバター醤油焼きや出汁巻き玉子もオーダーできる。今日は「紋甲ゲソのバター醤油焼き/590円」と「京風角煮のとんぺい焼き/890円」を注文してみた。
角煮を包んだ
豪華なとんぺい焼き
炒めた豚肉や野菜を卵で包んでいるのが一般的なとんぺい焼きだが、「京ちゃばな」はじっくり煮込んだ角煮を卵で包むのが特長だ。角煮は甘辛くしょう油で煮込みつつ、“京風”を意識してみそ仕立てに。卵にもこだわり、黄身の色味がオレンジで濃厚な風味が特長の「蘭王」を使用しているという。もちろんソースとマヨネーズもたっぷりだ。
ほろりとほどけるほど柔らかな角煮と、とろっとろに焼き上げられた卵が絡んで、これはうまい。角煮がみそ仕立てなのも気が利いていて、ほんのりとした塩気がちゃんと味わいのポイントになっているし、ソースとの相性も抜群だ。ボリューム満点なのでこれ1つでも結構満足できてしまうなぁ。
ビールと合わせて
楽しみたい味わい
続いて「紋甲ゲソのバター醤油焼き」。ゲソと聞いて想像していたものよりも1本1本が太くて驚いてしまった。食べてみると、ゲソというより胴体のような食感と味わいが楽しめる。バターのコクとニンニクの芽の香りも食欲を刺激し、これはビールやハイボールで一杯やりたくなる味わいだ。
鉄板焼きならではの香ばしさや、弾けるような食感もまた楽しい。旨味をしっかりまとったイカとニンニクの芽のバランスも絶妙で、あ〜堪能した!
イートインなら「焼枝豆」や「蓮根と鶏梅しそチーズ焼き」などのメニューも楽しめるので、今度は店舗にて鉄板焼きとビールを堪能したいところ。アツアツならではのおいしさも、味わいに行かなければ。