HISTORY OF REDEVELOPMENT

枚方市駅周辺まちづくりの
これまで

Around1990

(幻の!?)30年以上前のプラン。
当時のコンセプトは
「楽時有空間(ラグジュアリー・タウン)」

2015

枚方市駅東地区再整備検討協議会

関係者による検討が開始。枚方市におけるまちづくり施策および枚方市駅周辺の防災性能向上・土地有効活用の点、地域活性化の点から、駅に直結する社有地を含む③街区の再整備を、都市再開発法にもとづく第一種市街地再開発事業として推進していくことを関係者間で確認しました。

2018
10

枚方市駅東地区再整備に向けた
地権者勉強会

第一種市街地再開発事業での整備に向け、該当地区の全地権者による勉強会を約2ヵ月間で全5回、旧京阪電鉄健康開発センターにて実施。再開発事業の仕組みや進め方、準備組合が担う役割などを全地権者で確認し、準備組合設立に向けて動き出しました。

12

枚方市駅周辺地区
市街地再開発準備組合設立

京阪ホールディングス㈱が事業協力者として事業の協力・支援を行うとともに、京阪電気鉄道㈱も再開発準備組合の一員として事業に参画しました。準備組合では、再開発組合の設立や、事業の具体的な計画策定のための実現に向けた検討を進めました。

12

枚方市駅中央改札口リニューアル

2階中央口コンコースをリニューアル。「無印良品」を展開する㈱良品計画による、全国初となる駅空間の一体的なトータルデザインにより、改札内外ともに木目調のシンプルで心地良い空間へと生まれ変わりました。また、ミニスーパーマーケットなどを集積した駅ナカ商業「ひらかた もより市」も開業し、コンパクトで機能的な食の専門店が誕生したほか、改札外コンコースの「もより市広場」では地域のマルシェやイベントを開催するなど、賑わいが生まれています。枚方市駅のリニューアルは、単なる駅の美装化ではなく「新しいまちづくり 駅からはじめます」という宣言のもと、再開発事業と連動させ、「えきから始まるまちづくり」として幅広いお客さまにとって魅力的な駅周辺を実現するための第1弾という位置付けでした。

鉄道の業務研修会にて、商業の担当者から駅の担当者へ駅ナカ商業のリニューアル計画を説明。

リニューアル後の全体像

CLOSE UP

進化を続ける枚方市駅

駅リニューアル完成前から現在に至るまで、駅や商業施設、京阪ホールディングス(株)の部門をまたいだ密な情報連携を目的とし「店長・駅長ミーティング」を行っており、さまざまな立場や視点から意見を交わすことで新たな取り組みや連携が生まれています。

2019
10

都市計画決定

2020
1

枚方市駅周辺地域が
都市再生緊急整備地域に指定される

3

事業計画決定

3

枚方市駅周辺地区市街地再開発組合設立

準備組合設立から再開発組合設立まで、異例の早さで進みました。京阪ホールディングス㈱および京阪電気鉄道㈱に加えて京阪電鉄不動産㈱も再開発組合の一員として事業に参画。駅と一体となる商業やオフィス、住宅部分での事業の検討を進め、枚方市駅周辺の再開発が本格的に始動しました。これまで検討してきた方向性に基づいて推進される当地区の市街地再開発事業は、枚方市駅周辺全体のまちづくりを連鎖的に進めるリーディングプロジェクトとして、枚方市駅周辺再整備において重要な意義を有しています。

設立総会

理事会

10

デザイン監修者会議

(株)ジイケイ京都、(株)日建設計、大阪公立大学嘉名教授といったデザインの専門家の皆さんと共に大規模な開発にふさわしいデザインを議論しました。再開発部分の外装や広場などのデザインを担当しました。

2021
1

枚方HUB協議会設立

枚方市駅周辺におけるエリアマネジメントや多様な人材が集う交流拠点の整備等を目指すことを目的として設立。京阪ホールディングス㈱・京阪電気鉄道㈱が参画。

2-3

権利変換計画認可

2-3

第3工区の既存建物の解体工事開始

解体に伴い、京阪電気鉄道㈱の枚方事務所が移転しました。

京阪電気鉄道㈱枚方事務所(移転前)

京阪電気鉄道㈱枚方事務所(移転前)

京阪電気鉄道㈱枚方事務所内

研修用屋外設備

京阪枚方ステーションモール 平面駐車場

京阪電気鉄道㈱枚方事務所 解体工事

2-3

健康開発センター解体

健康開発センター 外観

健康開発センター 解体工事

3

枚方市が
「新しいまちづくりのモデル都市」に選定

4

枚方HUB協議会が
2021年度官民連携まちなか再生推進事業に採択

6

開発コンセプト決定CONCEPT

9

デザイン監修者会議

床材の検討

建物外装フィンのモックアップを確認

建物外装フィンのモックアップを確認

2022
1

第3工区地鎮祭実施、新築工事着手

工事の無事を祈り地鎮祭が催されました。いよいよ建物竣工に向けて新たな段階に!

4

商業施設デザイン会議スタート

4

枚方HUB協議会が
2022年度官民連携まちなか再生推進事業に採択

8

Dブロック 安全祈願祭実施

再開発施設と一体で整備する「京阪枚方ステーションモール」Dブロックの安全祈願祭が催されました。

Dブロック位置図

9

Dブロックリニューアル工事着手

10

枚方HUB協議会
枚方市駅周辺まちづくりシンポジウム開催

2023
4

枚方HUB協議会が
2023年度官民連携まちなか再生推進事業に採択

8

第1回施設ネーミング会議

12

第3工区の施設名称が「ステーションヒル枚方」に決定

東海道56番目の宿場町として栄えた枚方の京街道と、奈良・大和への磐船街道の分岐点で歴史的にも交通の結節点である枚方市駅前に、様々なヒト・モノ・コトが集まり、周囲に波及していくことを願い、“ステーション”を冠しています。これに、枚方の地形の特徴である「丘」と、駅の位置する町名「岡東町」の「岡」から紐解いた“ヒル” を組み合わせ、枚方を代表する「丘」にきらめくランドマークとなることを願って名付けました。
そうした名称「ステーションヒル枚方」のシンボルマークは、この丘に集まる様々な道がツインタワーの形状を表しながら伸びやかに煌めく地域の発展性を象徴するとともに、宗佐の辻を表すスカイライン“ベクターアロー”を表現しています。

2024
3

枚方HUB協議会
枚方市駅周辺まちづくりシンポジウム開催

3

枚方市駅東改札口リニューアル

リニューアル計画にあたっては、「えきから始まるまちづくり」の基本的な考え方のもと、駅・まち・自然をつなぎ回遊性の創出につなげられるよう、東改札口から再開発エリアの施設内へと素材・色・光を段階的に緩やかに変化させ、グラデーションで導くデザインとしています。一方で、駅としての一体感を保つために、中央改札口との親和性も意識したデザインとしました。東改札口の結節点機能の強化を、駅がまちの核となる拠点形成へとつなげていきます。

4

商業施設の名称が「枚方モール」に決定

枚方の各所で見られる美しい夕陽をモチーフとし、ポイントカラーには「活気、幸福感、温かみ」といった印象を受けるオレンジ系の色味を採用。ベクトルを持った矢印のような「A」の文字にポイントを置き、京阪本線と交野線に囲まれた三角形の土地、通称「デルタ」をも想起させる形状に。ACTIVE(活動的な)ADVANCED(進歩的な)AMUSING(おもしろい)AMAZING(驚き)、4つの「A」が彩る施設を目指し、コミュニケーションの輪を広げていきます。

5

最後のデザイン監修者会議

終盤のデザイン監修者会議

5

「ステーションヒル枚方」竣工

6

第3工区竣工式実施

宮田理事長ご挨拶

6

賃貸タワーレジデンス
「THE TOWER HIRAKATA」・オフィス開業

6

「カンデオホテルズ大阪枚方」開業

9

「枚方モール」開業

商業ゾーン

「枚方モール」はショッピング・食事を楽しむ空間と、緑あふれる広場や親水空間があり、買い物をしながら木かげの下を散歩しているような気分になれるHall(集う場所)・Plaza(建物に密接な広場)・Square(自然さを持つ広場)を兼ね備えた、豊かな暮らしに欠かせない、まちのパブリックスペースとして「Life Promenade(豊かな暮らしにつづく道)」というコンセプトのもと、枚方で一番心地よい場所の実現を目指します。

オフィスゾーン

ニューノーマルの働き方に即した、安全・安心・快適なオフィス空間を設計。デザインの一体性や空間の魅力向上等を軸とした、質の高いコミュニケーションを叶えるオフィスの実現を目指します。

ホテルゾーン

枚方市は人口が約40万人、拠点病院や企業団地、大学などがあり来街者も多い中核都市で、バンケット付きホテルの誘致は長い間の地元の悲願でした。地域の期待に応え、枚方らしさを体験できるホテルとして、「カンデオホテルズ大阪枚方」を開業します。これまで枚方では体験できなかった新しい価値を創出し、地域の誇りとなり、まちの魅力となるようなホテルを目指します。

住宅ゾーン

あらゆる属性や世代のライフステージの変化に対応できる賃貸レジデンス「ザ・タワー枚方」を展開し、「まちの世代循環」を図ります。多様なプランニング、世代間交流を生むシェアラウンジ等の共用部を設置、顔認証システムやスマートホームサービスなどを導入。枚方での豊かな暮らしを叶えるレジデンスを目指します。