アメリカ大陸を発見したコロンブスの旗艦船「サンタマリア号」を、約2倍の大きさで復元。動力は2基のエンジンで、最高13.7ノット(時速約25km)のスピードを誇ります。
さらに2基あるスクリュー自体が自在に回転するため、小回りも抜群!レトロなようで実はハイスペックな遊覧船で、大阪ベイエリアの名所を快適にグルリと巡ってみませんか?停泊しているレアな豪華客船も見られるかも!
一見、万国旗のようですが、最上部の旗は船をドレスアップする『満船飾旗』。船舶間の通信に利用する『国際信号旗』で、アルファベット替わりにもなるんです。ちなみに『サンタマリア』には英語とスペイン語で「WELCOME TO PORT OF OSAKA BIEN VENIDA SANTA MARIA(大阪港へようこそ!ようこそサンタマリアへ!)」と書かれているんですよ。
通常、係船機スペースになっている船首をデッキとして開放。強烈な潮風を感じる絶好のクールスポットで両手を広げれば、気分はディカプリオ&ウィンスレット♪
船内には、1400年代後期に大西洋を横断した
「サンタマリア号」やコロンブスにまつわる展示室も完備。
大航海時代の歴史が学べる「コロンブスの部屋」。古い海図や、コロンブスが実際に通った航路を間近に眺めれば、GPSやレーダーもなかった当時の大冒険に知的好奇心がくすぐられるはず。
室内には当時必需品だった鉄砲や、迫力ある大砲などのレプリカを展示。荒れ狂う海だけでなく、未知なる敵への備えも必要な、危険に満ちた航海だったことがひしひしと伝わってきます。
3階デッキに上がると、新大陸を発見したポーズをしたコロンブスの像が。船内の記念撮影スポットとしても大人気。
海賊たちが土・日・祝には、船乗り場周辺でお出迎え。船の整備が趣味のコロンブス提督(左)や船長に憧れるキャプテン・サンターナ(中央)、ダンスが得意なマーリオ(右)ら、3人いる海賊の誰に会えるかは行ってのお楽しみ!
「海遊館や舞洲工場といったベイエリアの名所のほか、見逃せないのが港大橋。マストにぶつかりそうな勢いで迫る巨大な橋は、真下からあおるように撮影すると迫力満点の一枚に。キリンにそっくりなコンテナ埠頭の巨大クレーン、ガントリークレーンも必撮ですよ!」